主訴は、右膝外側の痛み。階段を降りるとき、特に痛む。
腸脛靭帯炎。

ちょっと前は、左の同じところが痛かったそう。
３日後に、ハーフマラソンに出場予定。

右の腸脛靭帯はもちろん
右のハムストリング(腿の裏側の筋肉)内側が硬い。

上記２点の筋肉を中心に
下肢全体をマッサージ・ストレッチ
鵞足部(膝関節の内下方　ハムストリングの半腱様筋の付着部)
に超音波治療。
直後効果は、ボチボチの為
アイシングを２０分。

翌日の来院時には
すっかり良くなったそう。

翌日の大会に備えて
下肢全体から
背部まで緩めた。

主訴は、片足を前に踏み出した時、股関節前面が両側とも痛む。

近頃、血糖値を気にされて、猛烈に運動をしている。
マシンで筋トレ・ランニング・ソフトバレー・ソフトボール。
ハーフマラソンの大会にも出場。
オーバーユース(使い過ぎ)気味。

６０分のマッサージ・鍼治療。
下肢のマッサージ、ストレッチ
大腰筋刺鍼
https://homepage2.nifty.com/pekingdo/hyousi.htm
にて直後効果は良好。

大腰筋刺鍼とは、
９センチの鍼で、腰のインナーマッスル〈深層筋　深いところにある筋肉　⇔アウターマッスル〉
を緩める鍼治療。

ここに治療出来る方法は、限られています。
なかなか治らなかった頑固な腰痛への
大腰筋刺鍼の治療成績は、良好です。

主訴は、腰部の左側屈時痛を訴える。

先週のムエタイの大会に、ウォーミング・アップなしで出場。

保険診療で治療。
右中臀筋〈おしりの筋肉〉を緩めるマッサージとストレッチでほぼ完治。

身体の硬い方なので、ストレッチを指導。これからも大会がんばってね！！

ただの突き指ならば
いいのですが

受傷後
もしこのような状態であれば
腱の断裂
もしくは
剥離骨折が
発生しています。

これを
「マレットフィンガー」
といいます。

左上：伸筋腱のみ損傷
右上：末節骨背側の骨折(剥離骨折)
右下：末節骨背側の骨折と掌側亜脱臼

と3つに分類されます。

突き指で
受傷後に
指を引っ張りたくなりますが
上記のような状態ですと
症状を悪化させることとなります。
ですから
安易に指を引っ張っては
ならないのです。

異常のない場合
アイシング
関連筋群の
マッサージ
ストレッチで
疼痛の軽減と
可動域の回復を図り

当院で販売しております
アシックスの
サポーターで
固定します。

自力で外れた肩を
治してしまう方を
ウェブ上で
検索してみると・・・

①腕を垂直に垂らし２キロ程度のものを持って手首を左右に回転させるとたいてい入ります。

②腕を直角に曲げた状態で持って体の横に密着させて胸を張りながら肩の筋肉を後ろにもってくとだいたい入ります。

③脇に足を入れてもらい、ゆっくり内側に回しながら引っ張ってもらうと入ります(@_@)。…んで、自分でする時は上記の方法の応用で、はずれた腕を股にはさんで体を起こし無理矢理引っ張って整復します（笑）。

⑥空手の先生に教えてもらった方法で、他の人に入れてもらう方法です。
ちなみに、僕自身は月１くらいで左肩の亜脱臼を繰り返している状態です。

１：背筋を伸ばして真っ直ぐ立ち、胸をぐっと張り、腕を真下に垂らします。
２：脇の下に腕を通してもらい、上にぐっと上に持ち上げます。（個人的には、ここでぐっと肩が上に上がるくらい持ち上げてもらうほうが入りやすかったです。）
３：もう片方の手で軽く下に引っ張りながら、ゆっくり外側（左なので反時計回り）に腕を回してもらうと、コン、という感じで入ります。

もう癖になっているので、背筋を伸ばして、胸をぐっと張るだけで入るときもあります（苦笑）
外れた方向により、腕を回転する方向を変えれば、前方、後方に対応できるみたいです。
あと、個人的にですが、一連の動作で痛みがひどくなることは無いので、より痛くなったら肩の持ち上げとかをもう少し強くしてもらったり、回転方向の仕方とかが間違っているなと思い、やり方を変えてもらったりしています。

⑦両肩とも腕が前側に外れやすいんですが医者に習いました（たぶん研修医？）
１：高めの寝台の端っこで外れた腕だけ降して寝ます（片腕より長い高さの台です）
２：重力にあまり逆らわず肩や腕、手の力を抜きます（病院では５キロの重りを手首に巻きました）。
３：少しだけ挙手の方向にブラブラ揺らします。

これで入りました（１０分くらい）
医者には「血管を傷つけると悪いから自分で入れちゃだめだよ」って言われましたが「こうやれば入るのだ」って聞こえました。（ドクトリーヌくれは的に）
で、以来この方法を拝借です。

⑧両肩、亜脱臼癖ついてます

うちの場合、
体勢変えたりすると
勝手に元の場所に戻ります
でもそのあとゎ病院に行って
いちよう診察を受けてます

⑨肩外れました。
見つめてたら入りました。
毎回そのまま放ってます

⑩自分は両肩脱臼癖がありますが利き腕の右肩は筋肉がサポートしてくれているのか？めったには外れませんが左肩はスカスカです
寝返りで外れることもしょっちゅうです
自分で入れるのは危ないらしいのですがしょっちゅうの事なので毎回、病院にも行ってられないので自分で思い切り引っ張っちゃいます

⑪右肩脱臼癖がありました…ワケあって手術までしちゃったんですけど

…５回ぐらい抜けたことあるですけど…抜けた時は、痛くナイ方向に引っ張って、しばらくそのままでいるとハマりますよ

⑫僕ももう高校時代からかれこれ10回以上左肩を脱臼してます。
前方脱臼なんですが、いままでは左腕をブラブラさせて自然に入るのを待つか病院に行くしかなかったのですが…。
フランスに赴任してるとき、寝てる時に外れたらしく救急しゃの呼び方も知らない中で火事場の力的に肩のはめかたを編み出しました

肩の力を抜き右手で左腕をキョンシーの位置まで上げます。胸を張り肩の力を抜いた状態で左腕を胸元へ引き寄せます。この時左腕が下がらないように注意。

ストレッチの時に誰もがやる項目ベスト５に入る体勢です。

この方法で最後の外れた２回はどちらも5分ぐらいで入れることができました

⑬左肩脱臼します。
数えきれないほど脱臼してます

自分のはめかたは腕を上げて肘が耳元あたりにきたらハマります

脱臼してからはめるまで数秒です。

ダメなはめ方なのかな

心配なってきました

⑭病院で教えてもらいましたが…

ベッドのような物にうつぶせで横になり、外れた腕をぶら～んと下にする。
でダンベルのようなちょっと重い物を持って、右、左って手首というか肩をまわすとはまります

そのときは動くほうの手で外れた方を無理矢理上げていったら入りました

もう外れまくってるので今月末に手術します

⑮外れた肩は自分で入れてます
いままで何回外れたかったわからないで す…自分は亜脱臼なので参考にならないかもしれませんが、いつもは左腕を右腕で持ち上げて中腰になり空気イスみたいな格好をしていれてます。
肩が半回転してたときが一番はめるとき怖かったです…グリグリ

⑯病院で教えてもらった入れ方です。
私の場合、テーブルなどにうつ伏せに寝て、外れた腕をブラーンとたらしておくと数分で入ります。
外出先など、台がない場合は体を前屈み（御辞儀の姿勢）にして腕をたらしても入ります。
先日も仕事場で外れてこの方法で入れました。

このところ
往診　出張診療の
患者さんが
チラホラいらっしゃいます。

大概
「ギックリ腰」などの
急性疾患で
自力歩行困難か
不能の方です。

以前に
このような経験をされた方であれば
前兆と言いますか
前触れと言いますか
何か変
そろそろ手入れにいかないとな
とお分かりいただけるかもしれません。

ですが
こういうことが
全く初めてだっだり
またそうでなくとも
何かの拍子で
前触れなく急に
動けなくなってしまうことも
あります。

こういう
腰の急性疾患を
「ギックリ腰」といいます。

「ギックリ腰なんです。」と
電話越しに
おっしゃる患者さんも
実態は様々です。

歩いてスタスタいらっしゃる方もいれば
両脇を抱えられて
いらっしゃる方もいらっしゃいました。

痛みや
症状は様々でも
急に腰が痛くなったものは
「ギックリ腰」と
言えるのかもしれません。

【症例報告】

ギックリ腰で歩行困難
往診　出張診療
T.Nさん
３０代
会社員

産後の抱っこのし過ぎでの
腰痛で以前通われていた
T.Nさんから
「ギックリ腰で動けません！」
と往診の要請。

保険診療で対応。

腰に手を当てて
やっこら
玄関のドアを
開けてくださいました。

柔らかいベッドや布団の上で
治療をすると
立てなくこともあるので
お子さん用のマットを敷いた
リビングの床で
寝ながらの治療です。

前回の
Tさんの腰痛は
後ろに反らすと痛い
腰痛でした。

玄関からリビングへ
辛そうに移動する様子を
後ろから見ていて
またほぼ同じことが起きているなと
感じました。

横向きに寝てもらって
下肢のあるところを
マッサージ。

仰向けで
下肢のあるところを
マッサージ。

うつ伏せで
下肢のあるところを
特に
ストレッチして
立ち上がって動きの確認。

「さっきより楽です。」

まずまず
スムース歩けるように。

今日は
いったんここでお終い。

腰を触ったのは
左右１０秒ほどです。

腰痛だからといって
腰に何かしても
腰は変わりませんよ。

以降の治療は
翌朝の状態によって
往診か通院か
判断したいとのでしたが
翌日は当院に
直接歩いて来られました。

早く良くなって
良かったですね。

Tさんの腰は
11月は特に
要注意かな？

カワイイお子さんにも
出会えて
うれしかったです。

お大事に！
(^-^)

【症例報告】

左肩関節脱臼
T.Kさん
２０代

近くのフィットネスクラブで
ヨガをしている時
腕を横に広げていくような動作をして
左肩関節を前方脱臼。

一緒にされていた会員さんの中に
当院の患者さんが
何人かいらして
『まだ、たなごころなら空いてるよ。』と
紹介を受ける。

タオルとクリップで
三角巾をつくられて
痛そうに来院。

今まで
オーストラリアで
サーフィン(ロングボード)中に
2度脱臼を経験。

初回は
このように

水の入ったポリタンクを
患肢にぶら下げて
整復。

二度目は
麻酔の注射を打たれて
整復だったとか。

患側の手指に
しびれなどの神経障害や
運動障害が無いことを確認し
整復操作に入る。

背臥位で
ヒポクラテス法から試みるも
肩が引っ張られるようで
痛みが強くて無理。

「うつ伏せならなれますよ。」

ではと
伏臥位(うつ伏せ)で
整復するも
うまくいかない。

ならばと
コッヘル法に変更し
整復を試みるも
うまくはまらない。

ここで少し考える。。。

もういちど伏臥位になってもらい
再度ヒポクラテス法にトライ。

患側の腕を引くと
健側の肩が上がって来てしまうので
外間に健側の肩を押さえててもらい
再度整復を試みる。

すると
『ゴ・ゴ・ゴクッ』と
肩がはまって
整復完了。

「はぁ、痛くない！先生ありがとう!!」

「指がしびれてたり、動かないことはありませんか?」

「はい、大丈夫です。」

「しばらく、アイシングしますね。」

この後
23時30分まで
予約が埋まっていたので
なんとか時間内に片付いて
正直ホッとする。

外間にも整復音が
患者さんの肩越しに
感じられたみたいだ。

いい経験になっただろう。

掲載許可をくださいました
T.Kさん
ありがとうございました。

お大事にね
(^o^)丿

前回から４ヶ月ぶりのご来院。

「元気だった？」と聞くと、「首が曲がらなくて来たのよ」
昨日の夜から急に痛くなって、それから寝返りしても痛くて、
寝れないけど「なんとかなる？」で「ぜひ、やらせて下さい」
と治療開始。

首が右に曲がらない。左に曲げるのは大丈夫。
曲げ切ると右側の痛い所へ痛みがひびく。

指先・腕から肩までほぐして、痛みが少しづつ変化するのを
確認しながら、最終的に首をほぐす。

最初は、まっすぐのままで、うんともすんとも言わなかった
首は半分ぐらいまで（４５度位）は曲がるようになるも、
そこから先に曲げようとすると痛い。
（痛みは最初に比べて大体半減したとのこと。）

「あー首が動かせずにすごい気持ち悪かったのが、
これでなんとか仕事できるわ。」と仕事の戻って行きました。

その夜は寝返りした時に痛みで一度だけ目が覚める。
朝起きてみると、痛みがさらに減って、違和感をあまり感じ
ない程度に変わったわよーと言いつつもすっきりさせて欲しい
から今日もよろしくと翌日も来院されて、首の寝違えはは二回
の治療で日常生活で違和感が出ないようになりました。

無意識に動かした時に、痛みが走るのは嫌なもんです。
お役に立てて嬉しい限りです。あまり疲れを溜めない方が、
いいのですけどね＾＾

担当：石渡