【症例報告】 「オペしたくない!」 変形性股関節症 N.Kさん 60代女性 ①

こんにちは、伊藤です。

 

【症例報告】

「オペしたくない!」

変形性股関節症

N.Kさん 60代女性

 

10年前に

歩いていて突然痛みが走った

原因は不明

 

3年前に

有名な整形外科に行き

「変形性股関節症です

オペしましょう」

と言われ行くのをやめた

 

それから

マッサージやカイロなど

いろんな治療を受けてきたが…

持続性がなく

翌日には元に戻ってしまう

 

股関節の状態は

レントゲン画像をお持ちでない

ということで

わたしの触診での

イメージでいうと

股関節06

 

右の大転子(大腿骨の出っ張っている部分)が

外かつ前の方に遷移している

 

そのため

仰向け寝では

このように脚の長さの差がでる

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右のもも前とふくらはぎが

歩くと痛い

 

冷えると腰も痛くなる

 

これだけの脚長差があると

常に階段の段差を降りているような感じで

股関節、膝関節、足関節に

衝撃が加わり

その周りの筋肉を必要以上に

使わざるをえない

 

そのコチコチになった筋肉を緩めて

まずは股関節の動きを出して行きましょう

 

あぐらのチェック

・左のあぐらをすると右脚がついてきてしまう

・外側に開けない

・右股関節はこれ以上曲がらない

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正座のチェック

・右脚を後ろにずらさないと座れない

・身体が右に傾く

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<初診>

おしりの筋肉をしっかりほぐす

 

<2診目(4日後)>

平泳ぎがやりやすくなった

歩きでの痛みは変わらず

 

<3診目(さらに3日後)>

開脚が少しできるようになった

今日は腰が痛い

 

「まだ3回目の治療なんだね~

少しずつ変わってきているのが

わかるから

どんどん期待しちゃう(∩´∀`)∩」

とNさん

 

<4診目(さらに4日後)>

自転車のスタンドの蹴り上げに

力が入るようになった

治療した日はけっこう歩けたが

翌日痛くなる

 

<5診目(さらに3日後)>

ももの引きつけ(抱え込み)が

できるようになってきた

バタ足でのもも裏・ふくらはぎの

張り感が減った

歩くと右ふくらはぎの外側が痛くなる

 

治療開始から3週間後 ↓↓

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脚長差は変わらず…

 

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Nさん

「あぐらはラク!

右脚が分離されてきた

くっついてこないね~」

 

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Nさん

「正座はまだ右脚が後ろに

いっちゃうね

でも真ん中に乗れてきたかな」

 

「先週末にバス旅行で

風穴行って来た

結構歩いても調子良かった~

バスで座っているときのだるさも

減ってたよ」

とNさん

 

「だいぶ動いてきましたね~

どんどん動かしてください!!」

 

Nさん 「ほんとあの黒板通りね(*^-^*)」

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いつも痛い治療に耐えていただき

ありがとうございますm(__)m

 

耐えて頂いているからこその

この結果です…(-_-;)

 

これからも引き続き

よろしくお願いします(^_-)-☆