【症例報告】 「胸鎖関節亜脱臼後、腕が挙がらない」 柔道 中学3年生 女子
こんにちは、伊藤です。
【症例報告】
「胸鎖関節亜脱臼後
腕が挙がらない」
柔道
中学3年生 女子
「今週末の市の総体
その翌週の県の総体に
間に合わせたい」
3週間前柔道の練習中に
右肩から落ちて
左側から相手に乗られた
Aさん(仮名)は
小さい頃から柔道をしているため
部活動では男子と練習することが
ほとんど
体重差がある相手に
上から乗られて
胸鎖関節(胸骨と鎖骨の関節)に
ストレスがかかった
腕を挙げると
指している部分に痛みがある
正面からよ~く見ると
赤くポコっと出ている
胸鎖関節に圧痛あり
腕立てやジャンプで響く
相手のつり手があたると痛い
【治療前 : 外転、挙上】
痛くて顔をしかめながら
動かしてくれています…
胸鎖関節の亜脱臼なので
胸骨、鎖骨に関わる筋肉に
アプローチ
受傷時に大きな力が
かかっていますからね
少し動かしやすくなったところで
肩の動きをよくする筋肉に
アプローチ
すると…
【治療前&後 : 外転】
【治療前&後 : 挙上】
痛みなくここまで
動かせるようになりました
腕立て、ジャンプもOK
しかし
胸鎖関節の圧痛はまだあります
痛めた関節はまだ
修復途中です
※こちらの修復は身体に任せます
痛めたところのまわりの筋肉を
ほぐすことで
動作時の痛みを取り
競技復帰を早くする
痛めたところはアイシング等をして
修復を身体に任せる
これが世の中の常識に
なればいいなぁと思う次第です
※たなごころでは常識です
その後様子をお伺いすると
胸鎖関節の痛みは気にせず
練習も試合もできた(^^♪
この度はAさん、お母さん
遠くからお越しいただき
& 症例報告をさせていただき
ありがとうございました!
これからも応援しています!!