【症例報告】「骨はついたけど、指が曲がらない」 I.Yクン 小5男子 サッカー

【症例報告】 「骨はついたけど、指が曲がらない」 I.Yクン 小5男子

サッカー サッカー中に転倒し 当初 突き指だろうと 当院に来院予定でしたが

念のためにと 整形外科さんに行かれたところ 骨折との診断で 3週間の固定。
その後固定が外れるものの 指が曲がらなくて来院された。
もっとも こうなることが予想できたので 「もし曲がんなかったら おいでよ~!」と お話してあったのだ。
治療前

 

あるところに マッサージ PNFストレッチ 超音波治療をしながら

何度も可動域(動く範囲)に 変化があるか確認してもらう。
およそ 20分後

 

う~ん もーちょいだね。
まだ腫脹(はれ)があるので 曲がりづらいのもありますね。
しばらく使ってみて 自分でも セルフマッサージしてみるよう指導。
ご一緒された お父さんにも 上記の写真2つを見せて 説明する。
骨折・脱臼・捻挫・肉離れ等の 固定後に 患部周辺の筋肉・靭帯が 硬くなって

曲がりづらくなることがあります。
その理由として 筋力が落ちたから と言うこともありますが 固定により 動かさなくなることで

筋肉・靭帯が 固まってしまってしまう事も 理由の一つと考えます。
この状態で放置すると 関節が硬くなって 可動域が少なくなっているので

外力を受けた際に また負傷し易くなっています。
骨折・脱臼時の固定後は 当院で 可動域の回復も行いましょう。
これらの技術は よその医療機関では見られない 当院の強みでもあります。
受傷後時間が経過していても 著効が見られることもありますので 気になる方は ぜひ診せて下さいね!