【症例報告】 坐骨神経痛・下肢・踵痛 Kさん 50代女性 

主訴は、数年前からの坐骨神経痛。
両臀部・両下肢後面の歩行などの動作時痛・違和感と
かかとのしびれ感。

病院では
腰椎椎間板ヘルニアとの診断。
牽引・投薬治療がおもわしくなく来院。

もともとソフトボールを長年されていたとのことで
下肢の筋肉はしっかりしています。
(「スポーツ歴との因果関係」参照)

既往症に狭心症・橋本病。

マッサージ・ストレッチなどの
60分治療を週1ペース。
6回ほどでとてもよくなったとのこと。

足の裏から脚の後面はつながっている
と考えた場合このラインが硬く張っていると
かかとにストレスがかかります。

特に立っている時など足首が
90度近くに折れ曲がる訳ですからかなりのものです。

一般的な医療機関にかかると
腰椎などに変形や
腰椎椎間板にヘルニアなどが
画像所見から確認され
腰・下肢に何らかの症状があった場合
上記のような部分が原因と
診断されがちですが
単に筋肉が硬い場合が多いのです。

【追記】
2010.8.9
少し腰が重く来院。
あれから下肢は、すっかり調子よく
スイミングをはじめたとのこと。

葬式で大阪を訪れた時に
自分と同じように
昔ソフトボールをしていて
最近まで具合の悪い方にお会いして
びっくりしたそうで
この方は良い先生に出会って
今はすっかり調子良いんだそうです。

「やっぱり運動していた方は
運動し続けるのがいいみたいね!」
はい、おっしゃるとおりですヨ(^O^)/

【症例報告】 右腰背部痛 Kさん 20代男性 会社員 

主訴は、右背部~右腰部の
後屈・右回旋・両側屈時痛。

腰は、
10数年来
このようだそうです。

60分治療。

まず
躁体法の腰基本3種。

両側屈時痛だけ残る。

胆経・両中臀筋のマッサージ。

左側屈残る。

右広背筋のPNF・下肢のマッサージ

ほぼオッケー!

本屋さんにお勤め&
小さなお子さんがお二人いらっしゃる
とのことで
今後とも要お手入れですね。

まったく初めての
マッサージ治療で
緊張されたと思いますが
お疲れ様でした。

どうぞお大事に。

【追記】

2011.1.5
2回目の来院。

上記の前回の治療後は
調子よかったそう。

年末の過労と
風邪により
また腰が痛くなった。

これから
お子さんが
重くなってきますから
ちゃーんと
お手入れしましょうね(^O^)/

【症例報告】 腰痛・坐骨神経痛 Hさん 40代女性 事務職

主訴は、長年の坐骨神経痛。

腰から大腿部後面、膝の慢性の痛み。
腰の後屈・左側屈時、右腰部に疼痛。
しゃがむ動作、正座で膝前面に疼痛。

ドクターからは、マッサージは避けて、
投薬・電気治療に専念するよう指導を受けるも、
改善せず放置。
ご主人さんの紹介で来院。

60分マッサージで治療。

右中臀筋、ハムストリング(太腿の後ろの筋肉)
を中心にマッサージ。

直後効果は、良好。
上記の動作はすべて改善し、
動きもスムーズ。

ご自身の本来の身体の軽さを体感出来たようです。
筋肉がしなやかに、柔らかくなったことが、
その場ですぐにお分かりいただけて、
本当に良かったです。

【追記】
2010年6月にお見えになり
「また寝正月かと心配したけど
あれからすっかり良くなった。」とのこと。
今回は、肩こりの治療です。
良かった良かった(^O^)/

【症例報告】 腰痛 Sさん 30代女性 妊娠6カ月

主訴は
腰椎左側屈時の腰痛。
重さも全体的にあり。

産科のドクターからは
湿布を貼って寝てなさいとのこと。

寝ていても痛くて我慢できず、来院。

前回は、全くの初診で
2か月前に腱鞘炎で来院。
こちらは、2回の治療で楽に。

伏臥位(うつ伏せ)を避けて右臀部(お尻)を中心に、
下肢全体をマッサージ・ストレッチ。

腰部は、腰方形筋を
側臥位(横向き寝)で指圧。

刺激は、いつもよりやや軽めで。
直後効果、10日後の症状の電話確認ともに良好。

いつもこのように
すぐ良くなってくれるといいのですが
我々の治療法を
信頼していただけているようで
ありがたいです。

【症例報告】 ギックリ腰で歩行困難 往診 出張診療 角田稔子さん 30代 会社員

このところ 往診 出張診療の 患者さんが チラホラいらっしゃいます。

大概 「ギックリ腰」などの 急性疾患で 自力歩行困難か 不能の方です。

以前に このような経験をされた方であれば 前兆と言いますか 前触れと言いますか

何か変 そろそろ手入れにいかないとな とお分かりいただけるかもしれません。

ですが こういうことが 全く初めてだっだり またそうでなくとも

何かの拍子で 前触れなく急に 動けなくなってしまうことも あります。

こういう 腰の急性疾患を 「ギックリ腰」といいます。

「ギックリ腰なんです。」と 電話越しに おっしゃる患者さんも 実態は様々です。

歩いてスタスタいらっしゃる方もいれば 両脇を抱えられて いらっしゃる方もいらっしゃいました。

痛みや 症状は様々でも 急に腰が痛くなったものは 「ギックリ腰」と 言えるのかもしれません。

【症例報告】 ギックリ腰で歩行困難 往診 出張診療 角田稔子さん 30代 会社員

産後の抱っこのし過ぎでの 腰痛で以前通われていた

角田稔子さんから 「ギックリ腰で動けません!」と往診の要請。

保険診療で対応。 近所の大型マンションに お住まいです。

腰に手を当てて やっこら 玄関のドアを 開けてくださいました。

柔らかいベッドや布団の上で 治療をすると 立てなくこともあるので

お子さん用のマットを敷いた リビングの床で 寝ながらの治療です。

前回の 角田さんの腰痛は 後ろに反らすと痛い 腰痛でした。

玄関からリビングへ 辛そうに移動する様子を 後ろから見ていて

またほぼ同じことが起きているなと 感じました。

横向きに寝てもらって 下肢のあるところを マッサージ。

仰向けで 下肢のあるところを マッサージ。

うつ伏せで 下肢のあるところを 特に ストレッチして 立ち上がって動きの確認。

「さっきより楽です。」 まずまず スムース歩けるように。

今日は いったんここでお終い。 腰を触ったのは 左右10秒ほどです。

腰痛だからといって 腰に何かしても 腰は変わりませんよ。

以降の治療は 翌朝の状態によって 往診か通院か 判断したいとのでしたが

翌日は当院に 直接歩いて来られました。 早く良くなって 良かったですね。

角田さんの腰は 11月は特に 要注意かな?

実名での紹介を 快諾くださいまして 誠にありがとうございます。

カワイイお子さんにも 出会えて うれしかったです。 お大事に! (^-^)

妊娠中の腰痛は、どこに掛かったらいいのか?

今回は
女性スタッフ 伊藤の企画です。
当院にいらっしゃる患者さんから
お伺いすることなのですが妊婦さんの腰痛に
一般のマッサージ屋さんは
お断りのようだし。担当する
産婦人科のドクターも
湿布を貼って安静に程度。

整形外科は
レントゲン撮影ができないので
診断ができず
これまた湿布くらい。

実際対応して下さる
医療機関がどれほどあるのか
伊藤先生に
調べてもらいました。

伊藤です。
よろしくお願いします。

葛飾区の
37の整形外科さんに、

お電話で聞いてみました(^_^)

 

Q.  妊娠中の腰痛を診てもらえますか?

「産婦人科の先生に相談してから来てね」
 
「診察はできるけど、レントゲンは撮れないよ」
 
「薬は出せたとしても、湿布くらいかなぁ」
 

どれも、ごもっとも f^_^;)

 

診察はできるけど…
って意味は、診るだけってことなのかな(−_−;)
そんな中、親身な先生(看護師さん)も。
「物理療法(レントゲンや薬)はできないけど、
診察してから妊婦さんでもできる運動とか
お教えすることはできますよ。」

「温めたり、冷やしたりしてみて、
よくならないか試してみてね。
診察してもらうために、何時間も待つより
いいかもしれないわよ。」
など。
「すぐいらしてください~」と
いう即OKの整形外科さんもありました。
聞いてみないとわからないものですね。
いろいろな対応があるんだなぁと。
当院のように、
先生の考えがブログとかで
公開されていると、
わかりやすいんですけどね(^_^)
 

最後に、
「妊娠中の腰痛はどこに掛かったらいいのか?」

まずは当院へお越しください。

またまた
宮本です。

腰痛の治療に
画像診断は必要ありません。

大事なことは
どのような
体の向きで
動作で
痛むかということ
それと
痛む箇所
これが分かればほとんど
治療できます。

そして
筋肉の状態を
柔らかく
しなやかにする事で
腰の痛みは和らいでいきます。

ヘルニア持ちであってもです。

レントゲンを撮って
画像診断をしなければならないと
治療にならないと考えている方は
ぜひ当院で治療を受けてみて欲しいです。

もうここから先は
実際に治療を受けていただかないと
お分かりいただけないからです。

詳しくは
「慢性の症状」

「腰痛」
をご覧ください。

元気な赤ちゃんのためにも
しっかり治したいですネ(^0^)/

【症例報告】 Mさん 腰を後ろに反らせるのが痛い→大腰筋刺鍼 会社員 50代

入荷いたしました。

ニイハオ 幡ヶ谷 おけ似 飯田橋 おすすめです(^o^)丿

皆さんの好きな餃子も教えて下さいネ (^o^)丿

先日の 長鍼ネタの続き。
腰を後ろに反らすのが辛い Mさん。

お約束の大腰筋刺鍼 (だいようきんししん)。
9センチの長鍼です。

 



直後はこんな感じ。
後屈はだいぶ反れるようになったでしょ。
もちろん前屈はたいして変わりませんよ。




その後 マッサージ・PNF 見た目はあんまし変わんないけど ずいぶん楽だそう。




よかったよかった(^o^)丿


【症例報告】 Hさん 女性 20代 妊娠8ヶ月

主訴 :左のお尻が痛くて、歩くのも大変。

(過去にケガ、腰やお尻が痛くなった経験なし)
痛みの順位:(弱い)歩くと痛い<太ももを上げると痛い<しゃがんだ時・立ち上がる時<階段の上り<下り(強い)
治療内容  :マッサージ(妊娠中 8ヶ月 で、横向き、上向きでの治療)
治療までの時間経過 5月1~4日 だんだんと痛みがひどくなる。

5月5日    階段の上り下りがきつくなり近所の治療院へ
5月6日    歩くのもやっとこさで、仕事を休み。当院へご来院

5月7日    まだ痛みがある。

5月8日   二度目の治療
(治療2日後から急に楽になり痛みなく過ごしているそうです。)

(※電話にて確認) 本人談

5月1日から左のお尻から太ももにかけて痛みを感じる。

最初は筋肉痛になったかと思ったが、 何も思い当たることがない。

2-3日経ち「筋肉痛にしては痛みが消えないな」と思っていたら だんだんと痛みがひどくなる。

昨日までは2階から上がって降りることは出来たが痛みを感じて、近所の治療院に行く。

その場では楽になったが、自宅に帰りしばらくすると痛みが元に戻る。

今朝は痛みがピークで2階から降りるのが大変だった。

これでは働けないと仕事を休む。

HPで検索して、足立区から当院へご来院。

5月6日 治療院へ見えた段階で、片足を少し引きずっている状態での来院でした。

原因は左のお尻(中臀筋上)に出来たスジ状にコリコリになった凝りが3本ほどあり、
他に、太もも裏の(大腿二頭筋の長頭辺り)大きくスジ状にコリコリになった凝りにあるようでした。

お尻の凝りは外側の凝りが一番太くなっていて、
そこをほぐした後に歩いてもらったり動きの確認を してもらうと痛みがさっきより楽とのこと。

途中から太ももの裏がつっかかる感じがすると痛みの場所 が変化したので、
太ももの裏の凝りを加えてほぐして終了。

帰りは足を引きずることなくスタスタ歩い ての帰宅でした。

5月8日 二度目の治療。

初回の治療を終えて、痛みが2~3割になったのと比べて、
また少し痛みが出てい て、今は痛みが5割ほど。

階段の上り下りは出来る。

たまに痛みがでることが不安で二度目のご来 院。

よくよく痛みを確認してもらうと、痛みの出ている場所が変わっている。

初回で一番痛みの原因 になっていた凝りは小さくなり、
他のスジ状の凝りになっていた場所が痛いとのことで
その場所をほ ぐすと痛みも少なくなるとのこと。

前回で残っていたり、完全にとりきれていなかった場所にアプロー チして終了。

痛みの確認をするのに身体を動かしてもらい、腰を軽く前屈させて足を上げてみる、
大股に歩いて みる、など色々試して痛みが出ないことを確認してもらい終わる。

初回、二度目 担当 石渡

 

【症例報告】 腰痛・股関節前面の痛み Nさん 40代 女性 会社員

主訴:腰痛・股関節前面の痛み腰は以前から疲れたり、
重くなったりはあったが、1年前から痛みを感じるようになる。

そして、股関節前面が3ヶ月前から痛くなる。

朝起きぬけに動かすと、前かがみがつらい。

しばらく同じ姿勢の状態でいてから動きだすと痛む。

1年前に痛みが出た際に受診した整形外科では、
レントゲンの結果から骨が少しずれてる からじゃないかなということ。

処置はシップと痛みどめ。

痛みの動作の確認には、女の子座り(正座から足を両脇にずらしてお尻がつく状態)
ができないということでした。

今回は股関節前面の腰骨(上前腸骨棘)の下の筋肉へのマッサージ後
痛みの確認 最初に比べてまだ痛みがあるものの浮いていたお尻がストンとつく。

残りの時間で同じ場所をマッサージして初回の治療を終了。

今回は後から症状の出ていた股関節前面の痛みに絞ってアプローチしました。

文責 石渡

 

痛みの治療の裏側

2014.5.5

読売新聞より

2S8O9184

成長期に反りやひねりの動作を繰り返すと、

腰椎に負担がかかって疲労骨折を起こす

「腰椎分離症」になりやすい。

 

早く見つかれば3~6か月間、

コルセットで腰を固定し、

運動を控えることで治る。

 

ただ微小な骨折はエックス線検査でもわかりにくく、

適切な診断にたどり着けずに悪化させ、

慢性腰痛に苦しむケースもある。

 

高校サッカーに打ち込む東京の川田諒汰さん(16)は

2009年3月末、

ボールを蹴った瞬間、腰に激痛が走った。

 

地元の整形外科で「腰椎分離症の疑い」と

言われたが、CT(コンピューター断層撮影)

では異常が見当たらない。

 

医師の指示に従い、少し休んで復帰したが、

蹴るとやはり痛い。

 

困り果てていた時、父の聡さん(47)が

徳島大運動機能外科教授、西良浩一さんの

ホームページにたどり着いた。

 

初期症状でもMRI(磁気共鳴画像装置)を

使えば診断できると書いてあり、

すぐに西良さんに連絡を取った。

 

西良さんの助言でMRIを撮り、同年4月、

初期の腰椎分離症と確定。

全日本少年サッカー大会予選に出場できなくなり、

川田さんは泣いた。

 

5月から都内でも診察している西良さんを受診。

6月にいったん運動禁止が解けたが、

1週間で再発してしまった。

 

腰椎分離症患者の多くは体が柔軟でなく、

特に太もも裏側の筋肉が硬いという。

この影響で骨盤の回転動作が妨げられ、

代わりに腰椎を動かすために腰を痛めやすい。

川田さんもどちらかというと体が硬く、

西良さんは

「けが予防のため、肉体改造をして戻ろう」

と励ました。

 

1か月後の診察。

大きな変化があった。

立って前屈すると

指先が床に触れる程度だったのが、

手のひらが床にぴたりとついていたのだ。

母の環さん(47)がインターネットで目にした

“裏技ストレッチ”の効果だという。

 

しゃがんで足首を握り、胸部を太ももに寄せた状態で

膝を伸ばし、10秒間保持。

これを朝夕10回ずつ続けたところ改善が見られたのだ。

 

川田さんは柔軟な体をつくり、秋から本格復帰。

「つらかった分、プレーできる喜びは大きかった」。

現在まで再発はなく、的確なボールさばきを武器に

試合を組み立てる「ボランチ」を担う。

聡さんは「痛みを抱えたまま続けていたら、症状を悪化させて

サッカーをやめていたかもしれない」と振り返る。

西良さん、川田さんが行った柔軟法を「ジャックナイフストレッチ」と

命名し、治療で活用している。

習慣づけると、前屈は1か月で平均20cm伸びるという。

 

引用お終い

 

結局このドクターは何にもしてない。

 

患者さんの母親が見つけた治療法に

著効があった

そういうお話。

こういった

休めば治る的な治療を

ひとの人生の節目に平気で行い

かつ休んでも治らない

「処置」レベルの治療を

はたして治療というのか

甚だ疑問に思う。

 

先日

かつて大学病院オペ室勤務の

看護士さんが治療にみえた。

大学病院の裏側を

いろいろと知ってしまった。

多くの医療機関が

痛みの原因を

痛みがあるその奥の方の

骨や神経に限局してしまう

傾向が見られます。

もも裏の筋肉のストレッチで

腰痛が治ることは

当院でもよくあります。

もも裏と

腰は離れている。

 

でも

関連があり

つながりがある。

つまりそういった

身体のつながりに注目しないと

痛みの治療は完結しません。

このドクターは

今後このような症状の患者さんが見えた時

得意げに

「ジャックナイフストレッチ」を

勧めそうだが

それだけでは治らないということも

知っておかなければならない。

人ひとりひとりみな違いますからね。