「ランナー膝」安静が必要 読売新聞

2022.5.31

 

院長みやもとです

「ランナー膝」

安静が必要

読売新聞より引用

膝の外側に痛みを感じる

ランナーは多く

こうした症状は

「ランナー膝」と

呼ばれている

 

東京都内の会社員

照井哲哉さん(57)は

ランニングを始めて

1年たったころ

右膝の外側に

痛みを感じた

 

走る量を

どんどん増やし

フルマラソンに

挑戦し始めた

時期だった

 

「少しでも長く

練習したくて

準備運動もせず

走っていた」と

振り返る

 

1か月後には

左膝も痛み始めた

 

スポーツ障害に詳しい

地域医療機能推進機構

東京山手

メディカルセンター

整形外科部長の

田代俊之さんは

「太もも外側の筋肉と

すねの骨をつなぐ

腸脛靭帯が

膝の外側の

骨の出っ張りと

擦れ合い

炎症を起こすのが原因

膝の使い過ぎで起こる」と

解説する

 

正式な病名は「

腸脛靱帯炎」という

 

同センターでは

大規模なマラソン大会前に

初心者ランナーの受診が増える

直前に猛練習を始めて

炎症が起きたケースだ

 

「中高年では

靭帯や筋肉の柔軟性が

落ちているので

特に注意が必要

一気に走る量を増やさず

少しずつ距離を

延ばしてほしい」と

田代さんは言う

 

腸脛靱帯炎を治すには

安静にするしかない

 

だましだまし

走って悪化させると

回復しにくくなる

 

照井さんは

痛みが消えるまで

2か月間ほど

ランニングを

休まざるを

得なかった

 

「今は練習前の

ストレッチを欠かさず

不調を感じたら

無理に走らないよう

心がけています」

 

もう5年以上

再発していない

 

長年の膝の酷使は

より重いトラブルを

もたらすこともある

 

35歳からト

ライアスロンを

続けている

東京都内の薬局経営

堀井健司さん(69)は

50歳代半ばから

左膝が痛みだし

4年前に

走れないほど

痛みが強くなった

 

同センターでの診断は

「変形性膝関節症」

 

加齢に伴い

関節内で

クッションの働きをする

軟骨がすり減り

痛みが生じる

 

日本人に多い

O脚の場合

膝の内側が

すり減りやすい

 

堀井さんは

田代さんに頼み込んだ

「どうしても

走り続けたい」

 

この病気の治療では

傷んだ膝関節を

金属性の「人工関節」に

置き換える手術が

一般的だが

激しいスポーツは

続けにくくなる

 

田代さんは

「骨切り術」という

別の手術を提案した

 

すねの骨に

切り込みを入れて

膝の軟骨の一部に

負担が集中しないように

関節の角度を修整する

 

しっかりと骨がつけば

人工関節よりも

柔軟に動けるが

競技ができるように

なるまでには

半年~1年程度かかる

 

堀井さんも

手術を受け

競技再開まで

7か月かかったが

「生きがいの

トライアスロンが

続けられて

ありがたい」と

話す

腸脛靭帯炎

変形性膝関節症

ランニングにまつわる

様々な痛み

 

これらは

長期の安静や

めんどくさい

手術など

 

一般的な医療機関の

それは

即効性がなく

長期安静を強いられ

治療費も莫大

 

そちらがお好みなら

止めはしませんが

もっと

簡単に良くなります

 

お困りの方は

ぜひ診させて下さい

(^^)/