「変形性足関節症 歩行にも支障 予防には足首負担緩和」 読売新聞

2022.3.3

 

院長みやもとです

「変形性足関節症」

読売新聞

2022年11月28日

より引用

足首の関節の

軟骨がすり減り

炎症を起こして痛みが出る

「変形性足関節症」

という病気があります。

 

年齢を重ねて

関節の変形が進めば

歩くたびに

強い痛みが出て

日常生活に支障が

出ることがあります。

(長尾尚美)

 

軟骨すり減り 痛み

足首の関節は

もともと体重を支えるのに

安定した構造を

持っています。

 

しかし、О脚などで

バランスが

悪くなった人や

骨折などで

骨の形が変わった人は

関節に体重が

不均等にかかります。

 

若い頃は問題なくても

50、60歳代にもなると

関節の表面を覆う

軟骨がすり減り

変形が進みます。

 

サッカーや

バレーボールなどの

スポーツで足首の捻挫を

繰り返した人も

この病気になる

可能性があります。

 

関節の軟骨が傷つき

40歳くらいから

痛む人もいます。

 

足のアーチ(土踏まず)が

つぶれた状態の

「偏平足」の人も

この病気になる

リスクがあります。

 

足首の関節が腫れて

歩くと痛みが出ます。

 

足首には

複数の関節があるため

痛みを我慢しながら

やり過ごす人もいますが

関節変形は

進んでいきます。

 

患者数は

はっきり分かっていません。

 

病院を受診する患者は

女性が目立ちます。

 

日本人女性に

O脚が

多いためとみられます。

 

痛みが少ないならば

足首の安定性を

取り戻すことを

目指します。

 

足の親指に

力を入れてつま先で立ち

足首の周りの筋肉を

鍛えます。

 

靴に

足底版(中敷き)を入れて

内側に集中する体重を

外側に逃がすことで

痛みを緩和できます。

 

痛みが強ければ

関節に

ステロイド薬を注射し

痛みや炎症を抑えます。

 

症状進めば手術も

症状が進み、

歩くのも難しい状態となれば

手術を検討します。

 

手術の一つに

「足関節固定術」が

あります。

 

関節の脛骨と距骨を

医療用のボルトで

固定します。

 

術後は関節の動きが

小さくなりますが

足首には複数の

関節があるので

ジョギングなどの

運動はできますし

体を使う仕事にも

復帰できます。

 

スポーツのけがなどで

この病気になった

若い人にも適用されます。

 

60歳を超える人には

人工関節に

置き換える手術を

選ぶこともあります。

 

骨が

もろくなっている場合には

距骨を

セラミック製の人工の骨に

置き換える方法もあります。

 

手術前と同じように

関節が動かせますが

あまり過剰に動かすと

関節が緩む恐れがあり

過度の運動は

控える必要があります。

 

予防には

日々の心がけが

求められます。

 

スポーツをする前には

骨折や捻挫などを防ぐため

足首やアキレス腱の

ストレッチを

入念に

行うことがポイントです。

 

関節の周りの靭帯を守り

足首への力が均等に

かかるようになります。

 

足首への負担を減らすため

自分の足にあった靴を選び

太り気味の人は

減量に努めましょう。

 

この病気は

痛む足をかばいながら

歩けてしまうため

治療が遅れがちになります。

 

奈良県立

医大整形外科教主の

田中康仁さんは

「痛みが軽ければ

足首周りの筋肉を

鍛えるなどして

うまく痛みを

取り除けるケースもあります。

 

痛みがあればまずは

医師の診察を

受けてください」

として

早めの受診を

呼びかけています。

外反母趾

股関節

膝関節と

変形性関節症は

女性に多い

 

これは

元々関節の作りが

柔らかい女性の方が

関節周りの

筋肉の硬さから

容易に

変形してしまうからと

たなごころ的に

考える

これらの写真を見て

わたしなら

変形してしまうのは

関節周りの筋肉の

硬さによって

関節が詰まって

変形すると考える

また

前後左右の筋肉の

硬さのバランスが崩れて

前後左右に

変形すると考える

 

よそで治んなかったら

ぜひ診させて下さい

(^^)/