「母乳の出をよくしたい!」①
こんにちは、伊藤です。
「母乳の出をよくしたい!」
産後のママさんの治療
治療内容の前に
母乳の作られかた、でかたを
理解しておくことが重要!
母乳の出を良くするには
【 母乳の量 】と【 母乳を出す 】
ことが必要
【 母乳の量 】
★ 母乳は血液なので血液量を増やすことが大事
産後のお母さんは
出産による消耗で
(大量出血、睡眠不足 etc…)
血液が少ない状態「血虚」に
そのため胃腸を元気にして
血を作れる状態へ
★ 水分を取る
血液の多くを占めるのが水分
産前の倍以上の水分が必要
一気にたくさん飲むではなく
常温以上のものを
コップ一杯こまめに!
ノンカフェインの
たんぼぼ茶やよもぎ茶などがおすすめ
★ 夜間授乳を休まず吸う刺激を与え続ける
夜間のほうが母乳を作るホルモンの
プロラクチン分泌が増える
【 母乳を出す 】
★ 母乳を押し出すホルモンを出す
赤ちゃんの吸う刺激
+
お母さんの睡眠
によりプロラクチンの分泌量が増える
↓
乳腺の周りの筋肉に対して
作用するホルモンの
オキシトシンが分泌される
オキシトシンは母乳を押し出す
ポンプ作用として働くので
吸う力が弱い赤ちゃんの
手助けとなる
★ 肩甲骨・鎖骨まわりをほぐして
胸を開き背部の血流をupさせる
授乳姿勢は背中を丸め
また帝王切開の場合は
お腹が伸ばせないため
屈んだ姿勢が多くなり
肩甲骨・鎖骨まわりが
カチカチになり胸周りの血流が悪くなる
せっかく作った母乳を
スムーズに出せるように
筋肉を緩めましょう
授乳時には
授乳マクラを使って
胸や肩の筋肉を必要以上に
使わないようにすることも大事!
治療としては
① 血虚改善
② 肩・胸・背まわりの血流改善
を行いました(^_-)-☆
実際の治療については
次回へつづく…