【症例報告】「昨晩から娘が右手を使いません!」O.Rさん 3歳女の子 肘内障 東京都 葛飾区
こんにちは
スタッフの外間です
【症例報告】
「昨晩から娘が右手を使いません!」
O.Rさん 3歳女の子
肘内障 東京都 葛飾区
ある日の日曜日
O.Rちゃんのお母さんから
お電話をいただく
「うちの3歳になる娘が
昨日の夜から
右手を痛がって使わないんです!!」
詳しく話を聞いてくと
昨晩寝室の布団の上で
ダイブして遊んでいたところ
目を離したスキに
右肘を痛めていたという
こういったケースで
まず疑うのは
『肘内障』
です
肘内障とは
肘にある靭帯から
骨が抜けている状態
関節を支える靭帯が
まだ未発達な
5歳くらいまでの子どもに
よくみられます
多くは親御さんが
お子さんの腕を
グッと引っ張った際などに起こりますが
肘を捻じったり
急な負荷がかかったりしても
抜けることがあります
昨晩救急で某整形外科に掛かり
レントゲンを撮ってもらったが
異常なしと告げられお終い
けれど朝になっても
頑なに右手を使わないので
心配になったお母さんが
予約を入れ連れて来てくれた
実際に診てみると
右腕はだら~んと脱力した状態
さっそく
ベッドに移動して
横になってもらった瞬間…
どひゃ~
と大泣き(+_+)
ごめんね~
急に怖かったよね(^^;)
泣き止んでもらうため院内にある
子供用のおもちゃ
で遊んでもらい
そこに意識が集中している間に
そっと触っていく
肘を屈曲・伸展・回旋と
他動的にいろいろと動かしても
痛みはなくおもちゃに夢中
触って診た感じ
肘は抜けてなさそう
上記に記したきっかけなどで
肘が抜けたとしても
運良くスポッと
すぐにはまるケースもある
しかしすぐにはまったからと言っても
抜けた瞬間は
めちゃくちゃ痛い(>_<)
その痛みが頭に強く残ると
怖がって使いたがらなくなる
そういう子にはまず
どんな形ででもいいので
使ってもらい
動かしても痛くないよ!
というのを分かってもらう必要がある
今回のRちゃんは
おもちゃも左手で遊んでいる時
右手を使うように誘導
そうすると
後半は右手も使うように
お母さんが
「もう肘動かしても
痛くないでしょ?」
と聞くと
「うんっ!」
と笑顔で頷いてくれて
僕もホッとしました(^^♪
最後は最終確認で
お会計の際に
レジ打ちを手伝ってもらう
先生助かっちゃったよ(^^)
手伝ってくれて
ありがとう♪
今回は来院時
抜けていたわけではなく
肘に痛みが残っていたわけでもなく
もう痛みなく右手も使えるよ
と知って頂くための気持ちの治療
当院でも稀にある
珍しいパターンでしたね
でもなぜ異常無しなのかと
しっかり親御さんに説明して伝え
安心して頂くのも非常に大切
どの親御さんも
我が子が一番可愛く
その分心配になりますからね
今回救急で行った某整形外科で
以前旦那さんも
椎間板ヘルニアで通っていた
しかし全く良くならなかったが
奥さまがHPで当院を見つけ
通っていただき完治
こういった経緯もあり
その整形外科は信用できないと
今回も来て頂けた
この度は当院を信頼して下さり
とても嬉しく思います
また症例報告掲載の快諾
ありがとうございました