【たなごころのこころ】2017.6.14 まずはアイシング!

こんばんは

院長 みやもとです

 

今週も

水・木・金の

0時(医療系)

12時(プライベート)

計6回アップします

一発目の

医療ネタの前に

わたしが

日々の臨床で感じることを

この【たなごころのこころ】で

不定期に

アップいたします

【日刊スポーツ より引用】

 

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日本ハム中田がアクシデントに見舞われた。

24日の練習中

近藤の外野からのホーム返球が

それてワンバウンドで右あごに当たった。

大事には至らず練習を再開したが

アイシングのため

包帯ぐるぐる巻きの姿になった。

「いてーよ。大丈夫じゃねーよ。

俺じゃなかったら倒れてるよ。

誰かに殴られたかと思った」と

痛みをこらえていた。

ぶつけた

ねじった

くじいた等の

急な痛みの

初期処置は

アイシング

 

以下

当院ホームページ

「知っておいてほしいこと」より

 

急性の症状に
湿布を貼るだけの
処置では
甘すぎます

 

多くの医療機関でも
湿布に固定だけと
処置としてはまだしも
治療としては
貧しい内容に
とどまっている所も
あるようです

 

スポーツでの
ケガの経験があり
それに対応しうる
医療機関で
治療を受けたことがあれば
「rice処置」のことを
ご存じなのですが

 

ただ湿布だけ貼って
パンパンに
患部を腫らして
痛がりながら
お見えになる方が
いらっしゃいます

 

せめて
このような知識があれば
格段に
治療期間を短縮し
無駄な苦痛から
解放されるのです

スポーツをしていても

していなくても

急に痛くなったものであれば

まずは

「rice処置」

ライス

覚えておいてほしいです

 

緊急時でも

コンビニの

ロックアイスや

スーパーの

製氷機など

意外と

身近なところに

氷はあります

 

受傷後

すぐに

「rice処置」

お願いします

(^O^)/

 

我々日本人の感覚では

「冷える」

「冷やす」

ことは嫌われる傾向にあります

 

「冷やす」と「アイシング」は

違います

 

中途半端な皮膚温度に

冷えてしまうのが

「冷やす」で

それを通り越して

感覚がなくなるまで

積極的に冷やすのが

「アイシング」です

 

感覚が無くなるまで冷やすと

痛みを感じて

緊張していた

筋肉・血管が拡張して

血液循環がとても良くなり

筋肉はやわらかくなり

発痛物質が押し流され

腫れが引いて

治癒促進に

傾きます

 

「先ほどねじって

アイシングはしてます

これから

たなごころの

予約を

お願いしたいのですが。」

 

そう言われると

ホッとしますし

我々の腕も

気合が入ります

(^_-)-☆