京都から「肩の脱臼」でお問い合わせくださった方へ

ちょっと早いですけど

アップします。

 

1月14日(水)

京都からお電話にて

午前8:30頃に

「肩の脱臼」について

お問い合わせくださった

若い男性の方へ。

 

院長宮本と申します。

はじめまして

よろしくお願いいたします。

 

先ほどは

スタッフの伊藤が

対応いたしました。

 

『月曜日

サッカー中に

相手プレーヤーと接触

肩を脱臼し

病院で整復後

三角巾で吊っている。

 

以前にも脱臼歴有り。

 

2週間後の

試合に出たいが

3週間の安静固定の

診断が出ている。

 

もう痛みは無いが

何とかならないでしょうか?』

とのご相談。

 

伊藤

「肘・手首を

たとえば

グーパーグーパーしたり

手のひらを上下に動かしたり

肩が痛くない範囲

肩に響かない範囲で

ゆっくり大きく良く動かす。

 

お風呂でゆっくりストレッチ。

 

病院行くときはとりあえず

三角巾しとく。

 

こんなお答えで

ちょっとは楽になったかな?」

 

男性

「はい!

やってみます(笑)」

 

まだお若いと

いろんな加減が

分からないものね。

 

直接診てあげたいけど

悔しいですね。

 

ただ治るのも待ってるより

より積極的に手を入れ

早く治す方法を

我々は知っています。

 

たとえば

肘から先を

良く動かすことで

腕への血行が良くなり

結果

肩を通過する血流も

よくなります。

 

痛んだ患部を治すのは

血液です。

 

痛んだ患部を修復する栄養素は

血液が運んでくれます。

 

完全安静は

血流が最低限しか流れず

治るスピードも

ほどほどになってしまいます。

 

完全安静がもたらすもの。

『関節の拘縮

(関節が硬くなる)』

『筋力・筋量の低下』

我々の感覚からいうと

『筋肉の肉質が硬くなる』

 

こういったことは

受傷以前の状態に戻すことを

長期化させます。

 

また

脱臼後のリハビリに

様々な筋トレ

インナーマッスルの強化が

あげられます。

 

肩周りの筋肉を強化し

再脱臼を防止することは

悪くないですが

鍛えるだけで

カチカチの筋肉で

肩を覆っても

衝撃が加わった時

しなやかにその衝撃を

吸収することが出来ず

再脱臼のリスクが

高まると思います。

 

固い素材で

建物を築いても

たとえば

柳の木のような

しなやかさがないと

地震などの衝撃で

ポキッと

どこかで折れてしまうかも

しれません。

 

こういった

筋力強化のみの

リハビリが結果

再脱臼の原因に

なっていると考えます。

 

そのため

筋力強化と

しなやかで柔らかい肉質を

両立する必要があります。

 

ストレッチに関しても

肩関節のみ

肩の動きに関する筋肉のみ

重点が置かれています。

 

肩の動きを良くするのに

肩周りだけ治療して

本当に良くすることは

難しいと考えます。

 

普段から

肩の動きを良くするのに

肘から先でも

背中や胸でも

首からでも

下半身からでも

肩の動きを変えています。

 

こういった

関節や筋肉の

様々な連結性

つながりまで診れないと

即効性を出すことは難しく

それこそ

「〇週間安静」

とアニュアル通り宣言し

ただ治るのを

待っているだけの

治療しかないでしょう。

 

また気になることがあったら

ぜひご連絡ください。

 

早く良くなって

2週間後の試合に

出れるといいね!

(^_-)-☆

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(^^)/