【症例報告】①「肩が痛くて上がりません! 来週末の大会に間に合わせて!左肩関節亜脱臼」ゲーリックフットボール H.Mさん 30代女性会社員

【症例報告】①

「肩が痛くて上がりません!

来週末の大会に間に合わせて!

左肩関節亜脱臼」

 

H.Mさん

30代女性会社員

 

ゲーリックフットボール歴5年

ラクロス歴10年

バスケットボール歴9年

中野区在住

 

10月1日(水)

深夜に

フェイスブックから

お問合わせがあった。

 

後輩が

肩を負傷し

「安静3週間」との

診断が出ているが

10月11(土)・12(日)

マレーシアで行われる

アジア大会に出場したいと

先輩のH.Nさんからご相談。

 

ネットで必死に

早く治してくれるところを探してたら

当院のホームページにたどり着いたそう。

 

9日(木)に

日本を発つということで

時間がないので

すぐ来ていただくよう

伝えて下さいと

お話しする。

 

*ゲーリックフットボールは

ラグビーとバスケットボール

バレーボールにサッカーを

ミックスしたような

激しいスポーツ。

 

女性は相手にぶつかるのは

ファウルです。

https://www.youtube.com/watch?v=TEAbWrdB9XU

 

Gaelic%20Football

 

翌日

<初診>

 

9月27日(土)

ラクロスの練習中

芝のグランドで

左肩から転倒し

地元の整形外科で

「左肩関節亜脱臼

安静3週間」

との診断。

 

本日

負傷から5日目。

 

普通にしてても重い。

動かすと痛みと怖さ。

だから可動域もこんな感じ。

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上が治療前、下が治療後。

初回は怖さが強いため攻めすぎず

アイシング等の指導をして終了。

 

〈二診目〉

 

今回は

可動域に関して

攻めすぎず

お話をじっくり聞きながら

患部と関連があるところを

探るように治療。

 

心がほぐれたところで

患部にも直接アプローチし

感触を調べるように

マッサージ

PNFストレッチ。

 

直後に

アイシングでしめて

おしまい。

 

〈三診目〉

 

肩関節の屈曲、外転は

まだ違和感を感じるが

可動域は出てきている。

 

しかし伸展はなかなか

可動域、痛みに変化がでない。

 

初診、二診目と

上半身からのアプローチが

主だったので今回は離れた

下半身のあるところにアプローチ。

 

最後にアイシングをして終了。

 

〈四診目〉

 

「今日はいかがですか?」

 

「肩上がるようになったんですよ!

ほらっ!」

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「おぉやった!

うれしいですね!」

 

今日は

仰向けから

胸部・上腕部

中心に

背部までの

マッサージ・PNFストレッチ。

 

このあと少し
練習に出たいとのことなので

腕が振りやすいよう

肩にテーピング。

 

〈五診目〉

 

前日のテーピングは

「後ろに引く

腕を上げると

いまいち」

とのことで

張り方を工夫した。

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腕を後ろに引くと

肩前面が張るということで

あるところにアプローチ。

 

翌日

出発前に

もう一発
治療のご予約を入れて頂いて

送り出す。

 

続く