【症例報告】 臀・下肢痛(坐骨神経痛) Hさん 20代 妊娠8ヶ月

主訴:左のお尻が痛くて、歩くのも大変。
(過去にケガ、腰やお尻が痛くなった経験なし)

痛みの順位:(弱い)歩くと痛い<太ももを上げると痛い
<しゃがんだ時・立ち上がる時<階段の上り<下り(強い)

治療内容:マッサージ(妊娠8ヶ月で、横向き、上向きでの治療)

治療までの時間経過
5月1~4日 だんだんと痛みがひどくなる。
5月5日    階段の上り下りがきつくなり近所の治療院へ
5月6日    歩くのもやっとこさで、仕事を休み。当院へご来院
5月7日    まだ痛みがある。
5月8日   二度目の治療
(治療2日後から急に楽になり痛みなく過ごしているそうです。
※電話にて確認)

本人談
5月1日から左のお尻から太ももにかけて痛みを感じる。
最初は筋肉痛になったかと思ったが
何も思い当たることがない。
2-3日経ち「筋肉痛にしては痛みが消えないな」と思っていたら
だんだんと痛みがひどくなる。

昨日までは
2階から上がって降りることは出来たが
痛みを感じて、近所の治療院に行く。

その場では楽になったが
自宅に帰りしばらくすると痛みが元に戻る。

今朝は痛みがピークで2階から降りるのが大変だった。
これでは働けないと仕事を休む。
HPで検索して、足立区から当院へご来院。

5月6日
治療院へ見えた段階で
片足を少し引きずっている状態での来院でした。

原因は左のお尻(中臀筋上)に出来た
スジ状にコリコリになった凝りが3本ほどあり、
他に、太もも裏の(大腿二頭筋の長頭辺り)
大きくスジ状にコリコリになった凝りにあるようでした。

お尻の凝りは外側の凝りが一番太くなっていて
そこをほぐした後に歩いてもらったり動きの確認を
してもらうと痛みがさっきより楽とのこと。

途中から太ももの裏がつっかかる感じがすると
痛みの場所が変化したので
太ももの裏の凝りを加えてほぐして終了。

帰りは足を引きずることなくスタスタ歩いての
帰宅でした。

5月8日
二度目の治療。

初回の治療を終えて
痛みが2~3割になったのと比べて
また少し痛みが出ていて、
今は痛みが5割ほど。

階段の上り下りは出来る。
たまに痛みがでることが不安で二度目のご来院。

よくよく痛みを確認してもらうと
痛みの出ている場所が変わっている。

初回で一番痛みの原因になっていた凝りは小さくなり
他のスジ状の凝りになっていた場所が
痛いとのことでその場所をほぐすと痛みも
少なくなるとのこと。

前回で残っていたり
完全にとりきれていなかった場所に
アプローチして終了。

痛みの確認をするのに身体を動かしてもらい
腰を軽く前屈させて足を上げてみる
大股に歩いてみる、
など色々試して
痛みが出ないことを確認してもらい終わる。

初回、二度目
担当 石渡