【症例報告】 足関節捻挫 「もっと早く治してほしい」 Tさん 女子中学生 クラシックバレエ

以前からお世話になっている
バレエ教室の先生から
「発表会迫っているので
早く治して欲しい。」
とのことで
他の接骨院を
受診後でしたが
診させていただきました。

前日に
ピアノ教室の階段で
捻挫して
他の接骨院にて
ホワイトテーピング・湿布
していただいています。

14歳の女の子。
歩行は恐る恐る歩いています。
テーピング、湿布を外して
立ったまま足首の動きのチェック。
底屈・内反にて痛みがあります。

ベッドの上にあがってもらって
PNFストレッチとマッサージ後
再びチェックしてもらうと
「あれ痛くない!」

歩いてもらう。
「平気です!?」

念の為
アイシングと
キネシオテープで
軽く巻いて
今日はおしまい。

その後
4回受診して下さいましたが
若干の痛みが
あっただけで
固定は
軽く底屈・内反制限した
キネシオテーピング。

私が彼女の治療で
一番うれしかったことは
このように良くなって下さったことはもちろん
初診時のこわばった表情が
穏やかで明るいカワイイ表情へと変化して
楽しそうに会話しながら
治療をうけてくれたことです。

痛みを取り除くことはもちろん
心のこわばりもとって
楽しい治療時間を
提供したいですよね。

Tさん!!
大好きな
干し梅と白いご飯食べて
これからもがんばってよ(^O^)/

多くの医療機関が
捻挫に対する治療として
①湿布⇒②包帯・テーピング等の固定
と決まりきったことをします。

当院では
①まずマッサージ、PNFストレッチ・鍼灸等で
痛みの除去と可動域の回復を行う。

②必要に応じてアイシング等の処置。

③今後の練習・ゲーム・仕事等のスケジュールから
必要に応じて固定の強度・期間を決定。

を主に行います。

①に関しては
劇的に回復することがあります。
多くの医療機関では
行われていません。

②に関しても
多くの医療機関では
行われません。

急性の外傷に対して
「RICE ライス」は必須です。

湿布だけ貼っても
治療になりませんよ。
詳しくは
「急性の症状」⇒「湿布」をご覧下さい。

③に関しては
多くの医療機関が
固定が強すぎたり
固定期間が長すぎです。

残念ながら
①という
技術がなければ
固定を強く・長くするよるほか
ありません。

その後
受傷部位がカチカチに拘縮し
結果的に治癒に至るのに
時間がかかってしまっていたり
拘縮がきちんと取れることなく
時間が経過し
冷え・疲労などで
「古傷が痛む」という状況を
この時作ってしまっていることを
多くの医療関係者は知りません。

我々は
多くの医療機関を
否定している訳ではありません。

今までの経験から
患者さんのご都合に合った
早く治る治療法を
模索している中で
他の医療機関での
対応に疑問を持つことが多くありました。

当院の治療は
急性症状の治療の
痛みをまず軽減し
機能面の治療に
早期に移ることで
治療時間の短縮はかり
「古傷化」もしくは
「慢性化」することを
防ぎます。