右肩関節周囲炎後(五十肩)→痛みはとれたけど、肩が挙がりずらい

7・8年前に
肩関節周囲炎を患って
(皆さんがおっしゃる
四十・五十肩の
正式名称です)
痛みは
なくなったものの
挙上時
外転時の
最終段階に
硬さがあるKさん。

診ていただいてた
大学病院では
肩の骨の先端が
ほかの人より
尖がってて
それが邪魔しているから
こうなるんだとか。。。

骨や骨格系の問題を
いくら取り上げても
意味がないんです。

それらを取り巻く
筋肉の状態を
整えてあげると
すぐに
良くなるという
一例です。

今回は
2回目の治療で
60分治療。

前回は
飛び込みの
30分治療で
気持ちよーくマッサージ。

前回同様
やはり
右の背中
肩甲骨周りが
張るんだそうです。

前回は
時間の余裕がなく
このような既往があるとは
お伺いしませんでした。

今回は
治療の途中
残り20分くらいで
このことを
思い出されたようで
急いでアタック!!

広背筋
棘下筋
上腕三頭筋
上腕二頭筋
のPNFストレッチ

その後
上肢の
ある筋群の
マッサージで
症状はほぼ解消。

この通り
脇の下が
伸びる感じがするそうです。

木下さん 001

写真は
治療後に
腕がどれだけ上がるか
チェックするのに
背臥位になっていただいたもので
治療前のも撮っとけば良かった!

この後
治療前にチェックした
立位でも
確認いただき
軽いとのことです。

このような右肩が挙がりづらいという
原因を作っている
筋肉の硬さが残っていると
右の背中が張るという
症状を
いつまでも
引き起こしているということも
見逃せません。

これが
いわゆる
「慢性化」

当院では
キチンと原因を
見つけ出し
「慢性化」を
ストップします。

症状の出ているところに
何かしても
あんまり
意味ありませんよ。

もちろん
つらいところを
心地よく揉まれることは
それはそれで
いいのでしょうが
背中の張りはどこからきているのか
よーく考えれば
原因は
背中になく
上肢・肩甲体の
筋群のコリにあるということが
わかるのです。

治療のマッサージと
慰安のマッサージ・リラクゼーションとは
キチンと
使い分けることが大事です。

これから
さらにお孫さんが
2人増えて
4人のおばあちゃん。

がんばってよ(^O^)/