「姿勢が悪いからですか?」

これまた
患者さんから良くある質問

「(こうなってしまうのは)
姿勢が悪いからですか?」

「肩がこるのは、姿勢が悪いからですか?」

う~ん。。。
では
良い姿勢でいられますか?
良い姿勢で居続けられますか?

出来ませんよね。

すぐ
猫背になっちゃいますよね。。。

良い姿勢で居られない
原因が
ちゃんとあります。

猫背

主に
机でお仕事される方は
やっぱり
「猫背」になっちゃうと思います。

病的でなく
いい意味での「猫背」です。

キーボードをたたいたり
書き物をしていたり
包丁を使っていたりすると

ビシッと良い姿勢では
かえって
やりづらい筈です。

「良い姿勢でいなさい!」
というのは
我々が受けてきた
教育の影響が
色濃いのではないでしょうか?

ひいては
軍隊教育ってことにも
なるのでしょうけど。

 

そのような形が
必然な方って
「ダンサー」や
「伝統芸能」を
職業とする方で
見た目も機能的にも
いわゆる
良い姿勢でいた方が
良い方々ですよね。

そもそも
手元の作業に
集中している時
良い姿勢で出来るでしょうか?

良い意味での
「猫背」になっているはずです。

だって
その方が
作業しやすいですもん。

「猫背」という
見た目、骨格よりも
それを作る
筋肉の状態の方が
わたしは気になります。

すぐに「猫背」になっちゃう方は
骨格がそう固まっているわけではなく
猫背をし続けるために
必要な筋肉のところに出来た
「コリ」が
筋肉を縮ませ
骨格を歪ませて
「猫背」になっています。

 

一生懸命、集中して作業する

「猫背」になる

長時間続くと「猫背」をつくる
筋肉が「こって」くる

「猫背」にしてると楽
「猫背」に固定される
良い姿勢でいづらくなる

ってことなんですよ。

また
脚と骨盤との連動もあって
下肢の特定の筋群が
凝っていると
良い姿勢でいられません。

猫背だからと言って
背中に治療したり

「たすき掛け」のような
胸から背中に巻く
バンドみたいなものがありますが
あんなものでは治りませんよ。

「猫背」に
固定されてしまった方
ぜひ
それを形作る
筋肉内のコリを
しっかりほぐしましょう!
(^O^)/