『顎関節症か?口開きにくい』読売新聞より

2024.7.30

 

院長みやもとです

 

読売新聞より引用

顎関節症か?口開きにくい

 

Q

最近

口が開きにくくて、

困っているんだ

 

ヨミドック

顎関節症

かもしれません

 

あごを動かすと

痛い、音がする、

上手く口が開かない

といった障害を

まとめて、

顎関節症といいます

 

Q

どうして起きるの

 

口を動かす

咀嚼筋の疲労や、

耳の近くの

顎関節の炎症などで

痛みが出ます

 

ほかに、

下顎の突き出た骨

「下顎頭」と

側頭骨の間にある

「関節円板」という

クッションが、

前方にずれ落ちることで

起きるケースが

かなりあります

 

この場合、

口を開けるときに

下顎頭が

関節円板とこすれて

カクンと音がしたり、

関節円板に

引っかかって、

口が半分ほどしか

開かなかったりします

 

悪化すると、

下顎頭が側頭骨と

擦れ合って変形し、

ガリガリという

音がすることもあります

 

Q

身近な病気なのかな

 

日本人の

10%程度に

顎関節症の

疑いがあると

推計されています

 

女性が男性より

2~3倍ほど多く、

発症が最も多いのは

20歳代です

 

Q

原因は?

 

歯を食いしばる、

歯ぎしりをする、

頬づえをつくなど、

あごの関節や筋肉に

持続的に

負担がかかる

習慣やくせが

主な原因とされています

 

心理的なストレスも

筋肉を硬くし、

痛みにつながります

 

新型コロナウイルスの

感染拡大後は、

マスク生活で

大きく口を開ける

機会が減ったり、

ストレスがたまったりし、

発症しやすい環境でした

 

Q

治療できるの?

 

口を大きく開ける

運動療法を

続けることで、

固まった筋肉がほぐれ、

多くは数か月以内に

改善します

 

治療の補助として

マウスピースを

装着することもあります

 

かみ合わせや

歯並びを治療しても、

改善にはつながりません

 

Q

受診する診療料は?

 

まず

かかりつけの歯科で

相談してみましょう

 

日本顎関節学会が

認定する

専門医のいる

歯科医院や病院だと

安心です

 

学会の

ホームページに

専門医の一覧が

掲載されています

 

Q予

防のために

取り組めることは

あるのかな

 

普段から

意識的に

口を大きく開ける

ことが大切です

 

新年度で

生活環境が

変わった人も

多いかと思いますが、

緊張して

歯を食いしばると、

あごに

負担がかかります

笑顔と

適度な気分転換を

心がけましょう

 

引用終わり

このような医療機関で

改善しない場合

肉質を柔らかくすることで

改善が見られます

 

上記の関節円盤が

前方にずれる理由は

普段から

噛み締めクセ

歯ぎしりなどがあり

あごをかむ筋肉

咬筋 側頭筋等が

硬くなっています

 

このことで

関節間を圧迫するような

力がかかり

円盤が前方へ

ずれてしまうと考えます

 

一般的な医療機関では

肉質は診ていません

 

レントゲン等の

画像所見からは

骨など硬いものの

状態は分かりますが

筋肉の硬い柔らかいは

分かりません

 

お困りでしたら

ぜひ診させて下さい

(^^)/