【31】〖お昼のつぶやき〗変形性膝関節症についてたなごころ的解釈

2024.7.25

 

院長 みやもとです

 

〖お昼のつぶやき〗

 

膝痛の原因と

一般的な医療機関で

いわれている

「変形性膝関節症ですね」

「関節の隙間が無いから」

「軟骨がすり減っているから」

 

ふ~ん

本当にそうかな?

 

以前のブログから

2016.4.15

 

こんばんは

院長 みやもとです

 

【症例報告】

「右膝内側が痛い!

軟骨がすり減っています」

K.Yさん

70代女性

主婦

市川市

 

2月前

頭痛の治療で

症例報告のブログに

出ていただいた

K.Yさん

 

あれから定期的に

治療にお越しいただいて

頭痛・首こり・肩こりは

だいぶ調子いい

 

ある日のこと

K.Yさん

「先生!

急に膝が痛くなって

近くの病院に行ったら

『軟骨がすり減ってますね。』

ですって!

先生なら治せるかと思って。」

 

わたし

「ハイ

大丈夫ですよ!」

 

60分

あるところに治療すると

 

K.Yさん

「あら?!

痛くないわ!

突っ張らないし!

不思議~!」

2S8O9391

【治療後 正座】

 

治療前は

右膝内側が痛く

突っ張りがあった

 

治療前の写真を

撮っておけばよかったですね

(^_-)-☆

 

いわゆる

変形性膝関節症の

『軟骨がすり減っているから』

というのは

どうかなと思う

img01

以下のレントゲン写真を見れば

確かに関節の隙間が狭くなって

あたかも軟骨が

すり減っているように見えるが

本当にそうだろうか?

joint10_l

例えば

もも裏の筋肉

ハムストリングスは

外側と内側があるが

スクリーンショット-2014-09-23-11_27_2522

黄色の丸で囲んだ

内側が

仮に硬くなっていると

仮定した場合

22joint10_333l

黄色丸の

脛骨内側顆というところに

止まっているので

(この写真は

正面像

実際の筋肉は

骨の裏側を走行している)

 

②のようなすねの骨

脛骨を内側に動かす力が働き

膝関節の内側の

隙間が無くなって見える

だけのことではなかろうか?

 

よって

外側の隙間は

内側に比べて

より開いて見える

 

軟骨云々ではなく

ただ単に

筋肉の硬さによって

引っ張られて

骨の向きが変わり

レントゲン写真上では

関節が狭くなって

あたかも

軟骨がすり減って

見えるだけの事

 

もちろん全ての症例が

そうではないかもしれないが

下の写真は

正にその通り

kneeoa01_02

内側の隙間が狭くなり

外側の隙間が広がっている

 

もち

こういう方は

O脚

 

このように

考えて治療すれば

変形性膝関節症と診断されていて

なかなか治らない症例には

著効がある

 

そもそも

本当に軟骨がすり減っていたら

マッサージや鍼治療で

著効が得られるわけないでしょ?

(^_-)-☆

 

なかなか治んなくて

お悩みの方

当院でサクッと

治しちゃいましょう!

(^_-)-☆