【6】〖お昼のつぶやき〗「職業性ジストニア・イップスについて」たなごころ的解釈
2024.6.20
院長 みやもとです
〖お昼のつぶやき〗
「職業性ジストニア
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イップスについて」
たなごころ的解釈
2018.12.20
読売新聞
夕刊より引用
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音楽や運動選手がある日
いくら練習しても
指や腕を
うまく動かせなくなる。
かつてスランプと
片付けられていた状態に
「職業性ジストニア」という
病気が隠れていることが
分かってきた。
こうした症状に苦しむ人は
長年の練習や作業で
脳に変化が
起きている可能性がある。
(大阪科学医療部 佐々木栄)
ジストニアは体に
目立った異常がないのに
意志と関係なく
筋肉が動く症状が続く
運動障害だ。
まぶたが開けにくい
「眼瞼けいれん」
声が出にくい
「けいれん性発生障害」
手指が意思に反して動く
「上肢ジストニア」
などがある。
この中に
プロの演奏家やアスリート
漫画家など
高度で繊細な動作が
要求される人がなる
職業性のジストニアがある。
大半は大人が発症し
深刻だと
仕事を失うこともある。
古くはロマン派の作曲家
シューマンが患ったらしい。
手の症状に悩んで
ピアニストを断念し
作曲に傾注した。
シューマンの作品に
人さし指と
中指を使う回数が
極端に少ない曲があり
病気の影響とされる。
音楽家のジストニアは
演奏でよく使う
片側の手指に出やすい。
ピアニストは
右手の人さし指と
中指、薬指
バイオリン奏者は
弦を押さえる側の手が多い。
大阪大の
望月秀樹教授(神経内科学)は
2014年
音楽系の大学生568人に行った
アンケートの回答から
6人(1%)に
ジストニアの疑いがあったと
発表した。
ジストニアを
「知っている」と答えた学生は
3割に満たなかった。
ドイツ・コンスタンツ大の
トーマス・エルベルト教授らは
ジストニアの演奏家の
各指に刺激を与え
特殊な装置で
脳の電気信号の変化をみる
検査を行った。
大脳では本来
10本の指を動かす領域が
独立している。
ところが症状が出た手は
指を動かす脳の活動領域が近づき
一部の指では重なっていた。
川崎市立多摩病院の
堀内正浩・神経内科部長は
「ハードな練習を続けると
1本1本の指を動かす
領域が広がる。
領域が重なると
指を別々に動かす機能に
支障が出るのだろう」と話す。
発症の仕組みは
よくわかっていないが
神経伝達物質のドーパミンが
異常に放出される可能性が
指摘されている。
練習で指などの
繊細な動作を繰り返した結果
脳に刺激が蓄積し
興奮と抑制の調節が
できなくなるという説がある。
スポーツで投球など
特定の動作が
スムーズにできなくなる
「イップス」を訴える選手にも
ジストニア患者がいるとみられる。
運動選手は
けがの影響や心の問題が
混在するケースがある。
ジストニアの場合
調子を戻そうと
練習するほど脳を刺激して
逆効果になる恐れがある。
このため
専門医による確定診断が
重要だ。
望月教授は
「症状がある人は
神経内科を受診し
ジストニアと診断されたら
休む勇気を持ってほしい。
投げ方、弾き方など
フォームを変えると
脳の活動領域が変わり
改善することがある」と
助言する。
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引用終わり
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今まで
診させていただいた
このような症例に
即効性
著効性が
あったことがあります
スポーツ
音楽
その他の活動
問わず
同じことを
何年も続けていれば
よく使う筋肉は
カチカチに凝ってしまう
イップスも同じ
『こうした症状に苦しむ人は
長年の練習や作業で
脳に変化が
起きている可能性がある。』
のかもしれませんが
一般的な医療機関は
「肉質」を診てません
また
マッサージ・鍼治療を
行う医療機関でも
「肉質が柔らかく」
することは困難なようです
脳や神経が
どうのこうので
改善が見られない場合
「肉質を柔らかく」
治療することで
改善する可能性が
残されています
カチカチの筋肉では
動きづらいし
しまいには
動かなくなって
しまうでしょう
日本中
いや
世界中の医療機関でも
「肉質を」
「柔らかくする治療」は
行われていないようです
お悩みの方は
ぜひ
当院で診せてください
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