【148】〖お昼のつぶやき〗免疫力をアップするには? 読売新聞より

2022.10.21

 

院長 みやもとです

 

〖お昼のつぶやき〗

2020.10 香川県 父母ヶ浜

 

読売新聞より引用

規則正しく 楽しく生活

 

Q 新型コロナウイルスに

感染しないように

「免疫力をアップしよう」

って言われるね

どうやるの?

 

 

まず免疫の仕組みを

勉強しましょう

 

免疫は

生まれつき備わった

「自然免疫」と

特定の病原体に働く

「獲得免疫」

の2段構えになっています

 

 

Q 自然と獲得……

 

 

ウイルスが身体に入ると

最初に働くのが自然免疫です

 

白血球の一種の

マクロファージや

ナチュラルキラー細胞

(NK)細胞といった細胞が

異物を見つけて排除します

 

 

Q 獲得免疫は?

 

 

自然免疫が

日頃体内を巡回して

治安を守る「お巡りさん」

だとすると

獲得免疫は

お巡りさんでは防ぎきれない

敵に攻撃を仕掛ける

「軍隊」

リンパ球の一種のB細胞や

T細胞が働きます

 

B細胞は

ウイルスを標的にした

抗体を作って放出します

 

ミサイル攻撃です

キラーT細胞という細胞は

入り込んだウイルスに

感染してしまった体の細胞を

排除します

 

 

Q すごいんだね

 

 

獲得免疫は

何歳になっても

ワクチン接種が効くように

あまり年齢の影響を

受けません

 

自然免疫は

年齢とともに

下がってきます

 

けれども

ちょっとした生活の工夫で

高められるんです

 

 

Q どうすればいいの?

 

 

NK細胞は

自律神経の影響を受けます

 

昼夜逆転などの

不規則な生活をしていると

NK細胞も

活性度が落ちることが

知られています

 

時差のある海外を

飛び回っている人が

疲れてしまうのと同じです

 

 

心の動きにも関係します

 

狭いところに

閉じ込められたり

「嫌だな」と強く感じたりする

受け身のストレスに弱く

活性度はガクンと落ちます

 

逆に

リラックスすると活性化します

漫才や落語を聞いて

笑いましょう

 

 

Q 規則正しく生活して

楽しみをたくさん見つけることが

大切なんだね

 

 

このほか

脚のツボに

低温の温熱刺激を

するとよいという

報告もありますよ

 

足の親指と人さし指の間から

足の裏に沿って降ろした線と

内くるぶしから

降ろした線の交点や

 

膝近くの

「三里」などのツボを

心地よいと感じる程度に温めるのが

コツだそうです

 

試してみるのも

良いかもしれません

コロナ禍だからか

こういう情報を発信しようと

マスコミ・メディアは

考えるのだろうけど

 

その思考回路

ワンパターンで

退屈なんだけど

 

読者側が

こういうの読んで

そのツボを

クソマジメに

刺激するとでも

本気で

考えているのだろうか?

 

こういう記事を書くお前は

ちゃんと

刺激し続けてるんだろうか?

 

こういう

何か

困ったときの

ご都合

ツボ押し的発想が

東洋医学的なことを

全く理解してないことを

露呈してんだけど

 

限られた時間

時数の中で

端的に分かりやすく

伝えようと

すればするほど

端折って

薄っぺらい内容に

なってんだよね

2019.9.2

 

院長 みやもとです

 

柔道整復師の

専門学校に通いながら

勤めていた鍼灸接骨院で

逆子の治療を見た

わたし

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足の小指の爪の脇

「至陰」というツボに

灸をすると

逆子が治る

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「やっぱり東洋医学は

良いんでしょ!」

 

「さすが

中国3千年の歴史」

 

「漢方は副作用なく

身体にに優しい」

 

「やっぱり最後は

鍼灸ね!」

 

本当にそうなのかな~と

自分の目で確かめたくなって

入学した

東洋鍼灸専門学校

当院では

治療法を

簡素に

かつ

可視化できるように

してある

 

例えば

腰痛の治療法

 

以下の6つの動き

腰の

前・後屈

左右側屈

左右回旋と

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痛む場所

真ん中(両方)・左・右

 

または

痛くないの

4通り

 

以上

1296通りの

組み合わせ

 

いづれも

治療個所は

『ほぼ』

確定する

 

これは

企業秘密

 

スタッフにも

手取り足取り

教えたことはありませんし

紙のマニュアルもありません

 

当院では

見て盗むんです

 

話を戻して

 

患者さんの

個体差を考慮すると

この『ほぼ』の中に

幅があることがある

 

およそ

ここまで

分かっていると

一回で

完治に持ち込める

 

脈を診たり

舌を診たり

腹を診たり

 

または

理学検査したり

レントゲン写真撮ったり

MRI撮ったり

そんなことをしなくても

簡単に

現代人の腰痛は取れる

 

このような

伝統医学に向き合うとき

「昔からあるからすごい」

のではなく

「昔は

それしかなかった」のでは

とわたしは考える

 

漢方は

当時

自然の中の物からしか

薬らしからぬものが

なかったのだろう

 

いまわたしは

風邪をひいたら

病院に行く

 

その方が早く

確実に治る

 

大椎に

灸をしたり

200803_01

葛根湯を

飲んだりしない

 

こういった

伝統医学をありがたがるのは

現代の生活に慣れて

「平和ボケ」

してるからじゃなかろうか

 

カチンときた方には

悪いけど

 

こういった産業が

流行るのは

お財布にも

時間にも

ゆとりがあるからだろう

 

そういった方に

セレブリティが多いのか

彼らからの

SNS等の発信が

ただただ

ありがたがらせる

要因の一つのように

感じる

 

 

簡単確実な治療法を

突き詰めていると

このような

伝統医学の取得に

 

何年も

アホみたいに

修行だの

勉強だのと

騙されて

バカバカしく感じる

 

 

今まで行った

セミナー・勉強会等で

感じることは

 

いかに引っ張って

金づるにするか

ということが

主催者側を

良~く観察してると

にじみ出てるってこと

 

 

ほとんどの治療家は

こういった

産業に食い物にされ

生き残ることが出来ない

 

 

現代には

現代人向けの

簡単確実な

治療法がある

 

 

ここまで来て

約20年

振り返ると

あぁ

東洋医学も

効くパターンがあるなぁと

正直

感じることもある

 

 

東洋医学は

「見えない医学」

ツボや経絡は

あくまで治療家の

妄想

 

 

西洋医学は

「見える医学」

見て触れる医学

 

 

東洋医学を学んで

より

可視化することが

大事だな~と感じる

 

 

物事

「誠意をもって疑いましょう」

思い込みは

「宗教」

 

わたし?

わたしの

最新の治療法は

今までの治療法を

「誠意をもって疑った」

から見い出せたもの

 

いつも

自分を

ホントにそうかな~って

疑ってますね

 

 

昔のものもいいけれど

アップデートを繰り返し

より良いものにする作業が

わたしは

とってもおもろい

(^^♪

先日

数年ぶりに

鍼治療をした

皆さんよくご存じの

クラシックバレエの先生

 

「そういえば

ずいぶん前

腰痛めた時

先生に

足の薬指に

鍼してもらってから

すっかり良くなって

それ以来

鍼治療を

信用してるのよ。」

 

もう

こういう発想で

腰痛の治療をしませんが

 

昔はこんなことも

やってたんですね

 

昔のことは

ホント忘れてます

 

前しか向いてないので

(^_-)-☆