逆子の灸って効くの?
こんにちは、伊藤です。
最近
「逆子のお灸やってますか」
という質問が立て続けだったので
改めて 逆子の灸について
逆子とは…
妊娠28週以降に
頭がみぞおちあたりにあったり
へその横にあったりする状態
逆子の場合
分娩時間が遅延するなど
母子ともに危険な状態となることがあるため
産婦人科では慎重な対応がなされる
その治療法には以下の2つ
1.逆子体操
2.外回転術
1の逆子体操は有効性が
明確に示されておらず
母体への肉体的負担が大きい
2の外回転術はお腹の外側から
力を加えて回転させる方法のため
胎盤早期剥離や破水のリスクがある
そのため最近では
逆子の場合は予定帝王切開を
行うことがほとんど
そこで
全員が治ると言いきれないけれど
リスクが極めて少ない
母子に対する負担が小さい
「逆子のお灸」が
産婦人科さんでも薦められているわけです
28週ごろに認定される逆子ですが
「たいていは出産までに自然に治る」
と言われています
ところが32週ごろの検診で逆子だと
上記の治療法の話や
予定帝王切開の話をされて
妊婦さんは不安になる
逆子のお灸は
「逆子が治るかは確証はもてないけれど
試してみるのもいいのでは?」 という
妊娠後期の妊婦さんの不安を
和らげる治療となります
早いほど返りやすいと
言われていますので
「帝王切開には抵抗がある」
「逆子体操には疑問がある」
と思われている方は
ぜひお試しください(*^-^*)
逆子のお灸をされた患者さんは
「治療後 脚があったかくなって
気持ちよかった~(^o^)丿
今度妊娠したら
逆子じゃなくてもお願いしま~す」
とおっしゃっていました
生理痛や排卵痛の場合も
脚を温めると子宮への血流や
腰まわりが温かくなり
痛みが和らぐ方もおられます
逆子の場合も
解明されてはいませんが
脚を温めると
お腹が温まって柔らかくなり
赤ちゃんが自然に返るのを
さらに返りやすくするのかも♪♪
どんな治療をしているかは
【症例報告】を
どうぞ見てくださいね!