【49】〖お昼のつぶやき〗 じぶんのたなごころ
2022.6.6
院長 みやもとです
〖お昼のつぶやき〗
開業して
しばらく
長期休暇は取らなかった
休むほどの
心の余裕が
なかったのもあるが
コンスタントに
治療をしてないと
たなごころ
手のひらの
感覚が
間違いなく
鈍くなってしまう
これが何より
嫌だったから
患者さんから
「触って分かるんですか?」
と聞かれることがあるが
「自分のたなごころで触って
患者さんの身体の中が
分からないと
仕事にならない」
んですよ
当院では
背中 5分
腰 10分
左脚 10分
右脚 10分
・
・
・
合計60分ほぐし
って時間が来たら
次のパーツに移るとこや
訳の分かんない電気当てて
訳の分かんないクリーム塗って
時間が来るまで
撫でまわすとことか
まったく
たなごころの感覚なんて
あったもんじゃない
患者さんの
身体の変化が知りたいと
真剣に集中して向き合えば
そのうち
触って分かるようになる
熟練した
寿司職人さんが
様々なネタの
大きさに合わせて
握るシャリの重さが
いつも一定な様に
アナログを鍛えると
デジタルを超える
以前は
うつぶせに寝た
患者さんの
ふくらはぎ両側に
たなごころを置いて
そっと撫でると
筋肉の柔らかさ・硬さ
むくみ感が
スッと感じられた
今は違う
グイッと
指を押し込まなくとも
もうただ
たなごころを置いただけで
すぅ~と
入ってくる
どこもかしこも
肘の感覚も
かなり鋭くなりましたね
治療中
判断に迷った時
何を信じるか?
自分より
偉い先生の言葉を
信じるか?
いや
テレビやメディアの
情報を信じるか?
いや
何も信じない
自分のたなごころしか
信じない
そうやって
今までずっと
一人でやってきたので
で結論は
患者さん方には
バレてないと思うけど
長期休暇明けの
わたしの
たなごころの感覚は
鈍くなってるから
ごめんなさい
でした
(^^;)
わたし自身は
いつもと違う
この鈍い感覚を
楽しんでいますけども
(^_-)-☆
【2016.9.15のブログより加筆訂正】