特性ドリンク・保冷剤3種 マラソン・競歩 「秘密道具」活躍 読売新聞
2021.11.25
院長みやもとです
読売新聞より引用
東京五輪のマラソンと競歩は
会場の札幌が
異例の猛暑となった中
日本勢がメダル2個
入賞3の活躍を見せた
その一因に
日本陸連が開発した
暑熱対策があり
パラリンピックの
トライアスロンでも
メダル2個の快挙
を後押しした
陸連科学委員会の委員長
杉田正明・日体大教授は
2017年から4年間
スポーツ庁の委託事業として
他の競技団体と連携して
暑熱対策の研究開発を進め
二つのアイテムを用意した
そのひとつが
スペシャルドリンク
科学委は選手の胸や首
太ももに脱脂綿を付けて
練習中の汗を採取し
体内から失われる成分を
徹底的に分析
市販のスポーツ飲料には
あまり含まれない
マグネシウムや鉄
ビタミンⅮなど
検出された10種類の
成分を配合した飲料を
用意した
杉田教授によると
「飲むと
疲労の回復具合が全然違うと
好評だった」
パラトライアスロンで
銀メダルの
宇田秀正
(NTT東日本・NTT西日本)
銅の米岡聡
(三井住友海上)らも
本番で飲用した
もう一つは
3種類の温度
(7度、0度、マイナス10度)
の保冷剤
暑熱対策では
深部体温の上昇を
抑えることが重要だが
スタート前後に
冷やしすぎると
血流が悪くなり
けいれんに
つながる危険もある
そこでマラソンで入賞した
男子の大迫傑(ナイキ)
女子8位の
一山麻緒(ワコール)や
競歩勢は
スタート前は手や首に
7度の保冷剤を装着
レース中は
気温上昇や体感に応じ
より冷たいものを使った
大会前から飲料や
保冷剤を使って練習し
男子20㌔競歩で
銀メダルを獲得した
池田向希(旭化成)は
「(暑さは)
やってきたことを
信じれば大丈夫という
強気な姿勢で臨めた」
杉田教授は
「強化と科学が協力関係を築き
いい結果が出た」
と胸を張った
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引用終わり