靴 くつ クツ ①
合わない靴を履いて
かばいながら歩いていると
いたるところに
不調が出て来ます。
靴がちっちゃくて
キツイ靴を履く事で起こる場合。
指を丸めて
かばって歩いている為
下半身の筋肉が
硬直し
膝・股・腰へ
様々な問題を引き起こします。
成長期にある
女子中学生が
足が痛いと
来院されたことがあります。
部活のバレーボールで
痛めているようでも無さそうなので
色々とお伺いしていると
小さくなった靴を
我慢してはいているよう。
我慢せずに靴を
新しいものに変えたらと
お話したところ
一緒にいらしたお母さんは
「忙しい」とのことでした。
ここに来る時間で
靴を買いに行けば
治療に来なくても済むのに。
治療以前に
周りの環境が
そうさせてるだけの話なんですけどね。
治療に大事なことは
痛み自体をどうするかより
なぜ痛くなったのかという
原因探しが大事なんだけどな。
もちろん
即効性を謳う当院ですから
痛みが一回で無くなるよう
結果にはこだわりますが。
足がちっちゃくて
ゆるい靴を履く事でおこる場合。
または
長時間の早歩きや階段や野山を昇ったり
長靴、サンダル、ミュールなどをはいたり
ゆるい靴をつっかけてはいていたりすると
左図の
前脛骨筋
総指伸筋など
スネの前面の筋肉が
しびれたり
はばったくなったり
かったるくなったり
力が入らなくなったり
つったりします。
靴が足にフィットしてなくて
部分的に当たることで起こる場合など
典型的なのは
外反母趾・内反小指ですが
これらは
良い治療を施しても
普段ばきの靴がいただけないと
元の木阿弥。
これら上記の問題に
すべて直結するのが
足の問題は
その上の構造物
膝・股・腰
はたまた
肩や首の問題も引き起こすということです。
痛みをかばうことで
筋肉が硬直し
コリが出来て
下から
連結している筋肉を
引っ張り下げることで
様々な障害が発生するのです。
土台が悪いと
上もダメになっちゃうんですよ。
だから
私は基本
皆さんを
下から診ています。
最近
股関節から下だけいじって
首や肩の状態を変える技術を
開発しました。
何人かの方が
受けてくださってますが
皆さんビックリ
(゚o゚;;
わたしは
ドヤ顔
( ̄ー ̄)
もちろん
場合によって
上半身もいじってあげると
もっと治療効果がプラスされます。
下半身の問題が起きたとき
よく患者さんからお伺いするのは
「(その問題の原因は)
腰からきてますか?」
という質問。
おそらくほかの医療関係者が
そう言ったのでしょうけど
ウソっぱちですよ。
そう言った
医療関係者は
あなたを治したでしょうか?
確かに
下半身の神経が
腰から生えて
下半身に行ってますが
そんな考え方で治んないですよ。
腕・手指もそう。
「首からですか?」
違いますね。
ちと脱線しましたが
いつも
ずっと
あなたを支えている足。
靴との相性を考えて
大事にしてあげてくださいネ
(^O^)