患部だけの治療では良くなりませんよ!

どの医療機関でも

辛いところに
痛いところに
患部だけに
何かする。

これで治ればいいけれど
治んないと
いつか治ると
患者さんは
ただひたすら通う。

先生側は
いつか良くなると言いつつも
患者さんが
あきらめるまで通わせる。

これは
「放置プレー」の様な

気もする。

例えば
肩こり、首こりは
本当に
肩、首だけの問題なのだろうか?

肩、首が凝る人って
手先を使われてたり
ジーと何かを見て
眼を酷使してたりする人でしょ。

指先から
腕全体をじっくりほぐすだけでも
肩、首はかなり軽くなる。

そのことをわたしは知ってる。

もっとも
肩、首だけの問題でなくて
下半身からも
肩を軽くできる。

そのことをわたしは知ってる。

さらには
知ってるだけでなく
実際にこのような理論で
身体を変えている。

 

このようなことは
もちろん腰にも当てはまる。

例えば
「椎間板ヘルニア」という診断の方で
他の医療機関の治療が
ちっとも効いてない方なんかもにも
当てはまる。

診断があっても
症状はちっとも良くなんない方を
お見かけする。

良くなんないんだったら
診断が間違えてるんじゃないんだろうか?

わたしはそう思う。

レントゲン 
MRI等の
画像所見は
診断の確定には
抜群に威力はある。

でもね
そこからの診断で治んないんだとしたら
「そこに写ってない何かから」
診断しないといけないんじゃなかろうか?

 

それは
「筋肉の硬さ」でしょう

これらは
我々のお得意分野。

触らずして
治せないのなら
我々が触って
触りまくって
揉みほぐして
治しましょう。

触らずして
何がわかると言うのか。

治療の基本は
「お手当て」

掌 たなごころ

触れることから
すべてが始まるでしょう。

 

ちと追加

「痛い原因は別の場所」

読売新聞から引用

NEC_0019
 
 
何年も肩こりや腰痛に悩まされてきた。
肩こり、腰痛というと、大なり小なり
誰もが抱えている症状のひとつであるから、
悩みといってもひとつも珍しがられない。
デスクワークという仕事柄と
言ってしまえばおしまいであるけど、
なんとか治そうと努力した中で、
いちばん効果があったのは
ランニングである。
ランニングの前後に
かんたんなストレッチを行うが、
きっとそれも役に立っているのだろう。
毎日のランニングによって、
10だった症状が、6くらいにはなった。
 
 
もうひとつ気がついたことがある。
肩こりや腰痛が辛い時に、
マッサージや指圧を
してもらうことがあるのだが、
そのマッサージや指圧をする
ポイントのことである。
ある日、こんなことがあった。
肩がこって仕方ないので、
知り合いに紹介された
指圧師のところに行ってみたら、
肩が痛いというのに、
足をもんでみたり、
腰をさすってみたりして、
一向に肩を触らないのである。
あげくの最後まで
肩をもむことはなく、
指圧が終わったのだが、
その時には肩こりは
嘘のように消えていて驚いた。
聞いてみると、
必ずしも痛いところをもめば治る
というわけではないと教えてくれた。
大抵、痛いところと別の場所に
原因があるとのことだ。
なるほど。仕事でも暮らしでも、
何かトラブルが起きた時は、
その原因は別の場所に
あることが多いのと
同じと思った。
痛いところではなく、
つながっている場所を
点検すればいい。
それを知ってから、
ここかもしれないと
自分でさすったり、
もんだりして痛いところが
治る場合がおおくなった。
哲学的だと感心した。