伊藤先生 今までありがとうございました (^^)/

2017.12.29

 

こんにちは

院長 みやもとです

 

いよいよ

明日

伊藤先生

最後の出勤となります

 

わたしが

伊藤先生が入学した

東京メディカルスポーツ専門学校

「ワーク&スタディ」という

臨床現場で働くことを

新入生にマッチングする制度に応募し

たくさんの新入生の前で

「脚のあるツボに刺激すると

瞬時に首の動きが変わる」という

プレゼンをしました

 

参加した多くの医療機関が

自身の職場の説明に

時間を割いていましたが

与えられた時間は2,3分

 

印象に残る

プレゼンがしたくて

自分の即効性のある治療を

お見せすることにしました

 

その後

すぐに当院に

見学に来てくれたのが

伊藤先生です

 

あれから

6年近くなります

 

今までのスタッフの中で

最も手が掛からず

最速で成長してくれました

 

以前にもお話ししたことがありますが

わたしは

絶対に手取り足取り教えません

 

質問にも答えません

 

ほったらかしです

 

エンジンをかけ

アクセルを吹かすのは

ご自身の仕事

 

わたしの仕事ではありません

 

まともに仕事ができるようになるまで

突き放します

 

わたしですらも

日々

自分の治療の改良のことで

頭がいっぱいです

 

スタッフにすら

かまっている暇はありません

 

入社仕立ては

どこから手を付けていいかわからず

本当に苦しい

 

ともかく

見よう見まねでもいいから

先輩方の仕事を

自分の感覚に

置き換えていく作業が

重要です

 

たくさんの症例を扱う治療院です

 

我々のようになるまでに

莫大な時間と

エネルギーが必要となりますが

伊藤先生は

自身の成長のために

毎日毎日

手を抜くことなく

もくもくと

取り組んでいました

 

ある時

わたしの左股関節が

コキコキ鳴るので

これを取ってほしいと

お願いしました

 

伊藤先生は

『右側のあるところ』から

瞬時に取ってくれました

 

この日から

わたしは

『反対側からも変えられないか』

いちいち

考えるようになりました

 

8月まで

勤めてくれた

山崎先生から

ストレッチの重要性を

教わったように

伊藤先生からも

大切なことを

教わりました

 

わたしがしている

ある肩のストレッチは

お二人の考え方を

ミックスさせたものです

 

向かいのベッドから見てて

伊藤先生の

いわゆる肩の治療は

わたしより

よく考えられています

 

そこから

多くを学んでいます

 

また

伊藤先生も

わたしのストレッチを

時おりしてくれています

 

お互いの治療で忙しく

なかなか話す機会もないですが

いい刺激をもらっています

 

先日の伊藤先生の

症例報告のブログは

わたしと我々に向けられた

メッセージ

 

わたしには

即効性ばかり追いかけて

粘り強く

根気強く

治し切る

情熱が足りていません

 

めっちゃ

せっかちなもんで・・・

(^_^;)

今後の課題です

 

勉強会

学会

セミナーの方を向いて

学ぶのではなく

まずは地元の金町の皆さんに

頭を下げて

治療という

実際の仕事から

いちいち学び

経験を積み上げることで

成長しようと

たなごころ治療院を

立ち上げました

 

今思えば

青臭すぎますね

 

もうじき

開業して10年になりますが

毎日

患者さんの治療から

だけでなく

スタッフの仕事からも

たくさんの学びがあります

 

伊藤先生は

私が何か尋ねると

素早く

的確に答えてくれます

 

物事の如何を

普段からよーく

考えているからだと

思います

 

そんな

伊藤先生が

いなくなることで

たなごころは

さみしくなりますが

いつまでも

伊藤先生に

おすがりするわけには

いきません

 

わたしも

独立した身

 

伊藤先生の

卒業と独立を

そっと応援したいと思います

 

「思った通りにならないと気が済まない!」

何度かそう話してくれた伊藤先生

 

もうほとんどのことが

思った通り以上に

なったんじゃないかな

 

今までのご自身に

自信をもって

今まで以上に

突き進んでいってください

 

今まで

お疲れさまでした

本当に

ありがとう!

(^^)/