「厳しい練習で鍛えた元アスリートでも 加齢によって 同年代の一般人の平均値よりも 劣る項目が出てくる」

2017.5.17

 

こんにちは

院長 みやもとです

東京新聞 2017年5月6日

より引用

 

 

1964年東京五輪重量挙げ金メダリストの三宅義信氏(七七)ら同五輪の日本代表選手の健康と体力を半世紀にわたって追跡する日本体育協会の調査で6日、厳しい練習で鍛えた元アスリートでも、加齢によって同年代の一般人の平均値よりも劣る項目が出てくるなど興味深い傾向が明らかになった。調査は国立スポーツ科学センター(JISS)と共に実施した。

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昨年11月の最新の測定には体操男子の早田卓次氏(七六)やバレーボール女子の井戸川(旧姓谷田)絹子さんらの金メダリストのほか、男子マラソン8位の君原健二氏(七六)ら約100人が参加。握力やバランス能力をはじめ歩行速度や運動習慣、骨密度、血液検査、派の状態などをチェックした。調査した元五輪代表選手の平均年齢は男子76.1歳、女子73.9歳だった。

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近く公表される報告書によると、男子選手は同年代の一般人と比較して筋力(握力)で上回るが、平衡性(バランス感覚)や柔軟性では一部劣る傾向が出た。女子選手は平衡性が大きく下回る結果となった。

 

調査に長年携わる関係者は「筋力は現役時代の持ち越し効果が期待できる」とする一方で「柔軟性や平衡性は持ち越し効果が低く、常にその刺激を与える運動を継続していないと、元トップ選手でも一般人より衰える傾向がある」と分析した。

 

高齢化社会を見据え「生涯スポーツの指針になる」としてデータを収集してきた日本体協とJISSは、2020年東京五輪・パラリンピックに合わせ、国際会議で研究の成果を公表する方針。

 

年齢別の大会に出場するなど現在も競技に取り組む三宅氏は「データの蓄積はスポーツで健康社会の実現を目指す上で励みになる。東京五輪で世界に研究成果の集大成を示してほしい」と期待した。

「厳しい練習で鍛えた元アスリートでも

加齢によって

同年代の一般人の平均値よりも

劣る項目が出てくる」

 

たなごころ的には

当然の内容です

 

鍛えた人ほど

現役を引退し

筋肉を使わなくなると

普通の人より

肉質は硬くなります

 

学生時代に体育会に所属し

社会人になってから

運動をしなくなった

20代の若者に

ギックリ腰や寝違いなど

肉質が硬くなって起こる

急性疾患が多発します

 

使ってた筋肉ほど

使わなくなると

より錆びて硬くなります

 

機械や道具と一緒です

 

以前ほどの強度で

運動し続けなくてもいいです

 

程よく運動し

時おり

肉質が柔らかくなるよう

ストレッチしたり

メンテナンスしましょう

 

現役の時も

引退してからも

「肉質の管理」が

重要です

 

これがちゃんと出来る

医療機関に

通ってください

(^_-)-☆