40からのサーフィン考察 ⑪

2016.2.5

 

こんばんは

院長 みやもとです

 

ある土曜日の夜

常歩(なみあし)身体研究所

「屈曲動作のすすめ」

のセミナーを

八重洲で受講

 

「屈曲動作による

沈み込み抜重」の話が

面白かった

 

例えば

プリンセスプリンセスの

「Diamonds」という曲

 

この曲のように

ズンチャ・ズンチャと

裏拍が

はっきりしているリズムは

引く動作も意識できる

 

ズンズンという

表拍だけのリズムだと

押す動作しか

意識できない

 

この

ズンチャズンチャ

または

ンタンタというリズムに乗って

膝を抜きながら歩くと

「沈み込み抜重」の感じがより分かる

 

翌日

片貝新堤でサーフィン

 

駐車場から

波打ち際まで

ンタンタと歩いて

 

より屈曲動作を

しみこませるために

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膝抱えジャンプをしてから入水

 

サーフィンのテイクオフは

波の斜面が切り立ってきて

板が走り出したその瞬間

素早く立ち上がる

Take-off

この時

腕立て伏せの要領で

ポンッと板に手を着いて

パッと立ち上がる

 

今日はいつもと違う

 

抜群に

立ってからの安定感

いや

立つまでのスムースさ

いや

テイクオフ~ライディングまで

軽やかでとてもスムース

(^o^)丿

 

トンっと

板に立つというより

立つと同時に

板の方から

自分の足に吸い付く感じ

(^_-)-☆

 

サーフィンの都市伝説

「レールをかませる」

「板に踏み込む」を

否定しないが

こうやって

抜重も覚えると

荷重にも意識が行き

板の操作に幅が出るというもの

(^_-)-☆

 

参考に

木寺先生のブログを

引用させて頂きます

引用開始

【常歩無限】沈み込み抜重

2014/12/16

From:木寺英史(常歩身体研究所)

 卓球の石川佳純選手が、卓球のワールド
 ツアー・グランドファイナルの女子シン
 グルスで日本勢として初優勝しました。

https://www.namiashi.net/article/15149222.html

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私は、講習会などでよく石川選手を紹介
してきました。

それは、彼女が卓球日本選手の中で唯一
 「沈み込み抜重」を使える選手だから
 です。

 私たちは動作するときには地面に荷重と
抜重を繰り返しています。

 水泳競技でも水面に同じ作用が働いて
 いると思われます。

そして、この荷重と抜重は交互にやって
 くるのです。

ある意味、抜重を理解すれば身体操作が
解けるといっても過言ではありません。

さて、抜重で何が起きているのでしょうか。

 実は、抜重により四肢が高速で動くので
 す。

このことは、多分私しか言っていない
 と思います。

 抜重することによって、四肢を動作させる
時の細かい重心移動をする必要がなくなる
 と考えられるのです。

 私はこれを

姿勢制御をはずす

 と名づけています。

 「抜重」には「立ち上がり抜重」と「沈み
込み抜重」があります。

 膝を伸展させてカラダ持ち上げたときの
「抜重」が「立ち上がり抜重」。

 膝を屈曲させて抜いたときの「抜重」
が「沈み込み抜重」です。

 日本の女子スポーツ選手は股関節が内旋
 傾向にあるために膝が抜けにくいのです。

よって、「沈み込み抜重」の身体操作
がほとんど見られません。

そのなかで石川選手は沈み込みを使い
 ます。

さらなるご活躍を期待しましょう。