★やはり患者さんから学ぶ。

こんにちは。

スタッフのやまざきです。

 

ある日

M.Kさんの治療中

 

「先生、

前回

ギックリ腰だと思って

来たけど

尿路結石だったよ!」

と。

 

 

前回の治療は

ホカマが担当したので

僕は診ていないが

前回治療を受けても

改善がみられないのと

調べてみると

自分の症状が

尿路結石の症状と

酷似してることから

救急で病院に行ったという。

 

CTなどの検査の結果

「尿路結石」

だったというわけだ。

 

たしかに

前回のカルテを見ると

 

・朝起きたら右腰痛い

・午後になると少し軽減

・しかし何をしてても下腹部に違和感

 

と話してくれている。

 

stone_3

<尿路結石による疝痛部位>

 

この時に

ホカマから

尿路結石の疑いがあると

お伝えできてればよかったが

正直なかなか難しい。

 

Mさんからも

今回の治療中に

 

「よくよく思い返してみると

尿の色もちょっと濁ってたかも…

小学生の息子たちに

色を見てもらったら

『赤ワインみたい!』

なんて言われちゃったんだよな。」

 

と言っていた。

 

そこで

改めて勉強になったのは

ギックリ腰だと思って

来られてる方に

場合によっては

尿に対する問診も

しなければならない

ということ。

 

ちなみに

このMさんは

ギックリ腰は

何回か経験あり。

 

そんな方でも

ギックリ腰での腰の痛み

尿路結石での腰の痛み

区別ができなかった。

 

だからこそ

これからは

その要素も

大事になってくる。

 

kesseki[1]

尿路結石は

30~60代くらいの男性に多いが

最近は

若い女性の方が

発症してることも

増えてきている。

 

だから

ザックリ

どんな方にも

起こりうるということだ。

 

今回

Mさんからのお話しで

決して忘れることない

しっかりと

頭の中に刻まれました。

 

本当に勉強になりました。

 

やはり患者さんから学ぶこと多し。

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