柔道をしている方へ

こんにちは。
伊藤です。

今回は
「柔道とケガ」のお話。

31、1日の柔道大会(高校生)に向けて
柔道でよく起こる傷害を勉強中φ(..)

柔道整復師という資格があるように
柔道では骨折や脱臼など
骨に関する傷害が多いのが特徴

柔道の技には
大きく分けて
「投技」「固技」「絞技・関節技」
がある

柔道といって思い浮かべるのが
投技であるように
投技での傷害が最も多い

関節技では肘や肩の脱臼・靭帯損傷

組手争いや柔道着を掴むことでの
手や指の骨折・脱臼・靭帯損傷

など

<柔道で多いケガ>

膝関節前十字靭帯損傷
(ACL損傷)

20130729_柔道008

大外刈りをかけられて
膝が内側に入り
脛の骨が後ろに押し出されて受傷
など

膝関節内側側副靭帯損傷
(MCL損傷)

20130729_柔道002

大内刈りをかけて受傷
など

半月板損傷

20130729_柔道005

膝を曲げた状態で
脛の骨が回旋することで受傷
など

肩関節脱臼
肩関節亜脱臼

20130729_柔道003

肩関節を外転(真横に上げる)
外旋(外側に回す)、伸展(後ろに引っ張られる)
されたことにより受傷

肩鎖関節損傷

20130729_柔道006

手をついて受傷
など

頚椎捻挫

20130729_柔道007

頚から落ちて受傷

意外と多いのが
足関節捻挫
技を掛けたり掛けられたときに
畳に足が引っ掛かり受傷

慢性障害として
腰痛症
腰部椎間板ヘルニア

20130729_柔道001

基本腰をかがめて
組手争いをし
投技や固技を解こうとして腰を捻じり
腰背部で受身をとる

防ぎきれないケガもあるが
日々の練習で蓄積された
筋肉の疲労により
傷害を引き起こすこともある

ケガをしてしまったら
再度ケガをしないようにする
後遺症を残さない

ケガした箇所の
周りの筋肉の状態を良くすることで
治りが早かったり
パフォーマンス低下を
最小限にできる

早期治療がカギです!

長く競技を続けるために
お手伝いさせてください(*^_^*)