マッサージで痛みが取れるの?

痛みがある急性症状などに
マッサージが効くのか?
という質問を患者さんから頂くことがあります。

マッサージ自体をどのように理解してらっしゃるか
または
どのような種類のマッサージ
を受けたことがあるかにもよりますが
マッサージが
「治療」にも「慰安」にもなるということです。

いわゆる
「温泉マッサージ」や
「リラクゼーション」「アロママッサージ」のような
一定時間横になって「お疲れ様でした」というもの
しか受けたことがなければ
身体のいろんなところに手を入れ
その都度チェックしていくと
身体の痛みがみるみる取れていく感じは
ちょっと不思議な、全く別物に感じられるハズです。

もちろん
痛くて、腫れているところは
マッサージしませんよ。

当院では
このチェックを
「直後効果」と呼んでいます。

特定の痛みに対して
様々なアプローチが
考えられますが
自分の治療法が
きちんと効いているか
また
速効性があるか
責任を持って
確認しているわけです。

このような事は
一般的な医療機関では
まずもって
見られないでしょう。

最初から
治療内容に答えが用意されているあたりは
ご立派ですが
本当に効いているか
本当にそれでいいか
確認しないで本当に大丈夫なんでしょうか?

医療人として
何かして
「はい、お大事に。」
だけで
お帰りいただくのって
何かずるくないですか?

当院のような
「踏み絵」を
毎日踏んでいると
それだけで
腕が上がっていくものです。