【症例報告】 「卓球・ハイキングを続けたい!」 変形性膝関節症 O.Eさん 70代女性
こんにちは、伊藤です。
【症例報告】
「卓球・ハイキングを続けたい!」
変形性膝関節症
O.Eさん 70代女性
Oさんは高校のときから
登山を始め
国内外3~4000m級の山々を
登りつくすほど
昨年は60代の最後に
キリマンジャロ(5895m)に登るため
トレーニングをしていた
そのトレーニング中に
南アルプスで転倒し
左肘を骨折
その1ヶ月後くらいから
膝が痛くなった
2015/10/26 のレントゲン写真 ↓
整形外科にて
「変形性膝関節症」と診断
週1回のヒアルロン酸注射と
週2回のリハビリに通うも
歩行時痛
しゃがめない
膝を伸ばせない
卓球での左右の動きができない
動かした後、膝が腫れる
などの症状がある
それから約7ヶ月後
卓球のコーチのご紹介で来院
<初診 2016/5/16>
上記の症状を確認
膝まわりの筋肉をほぐす
歩いてもらうと
「なんか(今までと)違う感じがする」
これまでのリハビリでは
筋トレやストレッチをするばかりで
筋肉をほぐすことを
していなかったよう
その後週2回の治療で
1週間後…
卓球の左右の動きでの痛みが減少
「コーチに左右にボールを振って
もらうように言ってくださいネ」
「出来る範囲でどんどん動かしていきましょう」
~1ヶ月…
膝が伸ばせる、しゃがめる
~2ヶ月…
歩行時、卓球後の痛み軽減
膝が腫れなくなってきた
~3ヶ月…
膝の屈伸でポキポキ音が鳴る
朝や夕方に痛みあり
動かすにつれ痛みは減少
~4ヶ月…
近所の散歩2~3時間、鎌倉ハイキングなどに挑戦
下りが辛いが脚の運びが軽くなってきた
~5ヶ月…
散歩や卓球後に膝内側が微痛
膝周りが疲れる
半年後…
2016/11/14 のレントゲン写真 ↓
膝の内側がくっついているように見える
整形外科の先生からは
「変形が進んでますね」
と言われる
しかしながら
1年前と比べて現在は
痛みが少なく膝の曲げ伸ばし
卓球・ハイキングができている
とすると…
レントゲンに写らない部分での
変化が重要なんですね
そうそれは、『筋肉』 です
レントゲンに写る骨の変形は
治せませんが
変形を進行させずに
日常生活+αをできるようにする
やりたいことを
思う存分できるように!!
Oさんは
膝周りの微痛はまだある状態ですが
「階段の下りをもっとスムーズにしたい」
「正座をしたい」
と意欲満々です(^_-)-☆
正座ができるようになるまで
あと少し!
痛みがありながらも
どんどん動かしていただいている
Oさんに感謝 (*^-^*)
末永く
卓球・ハイキングが続けられるよう
しっかり治しましょうね!