アイスホッケーをしている方へ
アイスホッケーは
スケートリンク上でスケート靴を
履いて行う団体競技です。
スケートを用いるため
グラウンドホッケーと比べ
格段に早いスピードが出て
ゲームはスリリングなものになります。
「氷上の格闘技」
と言われ
接触等による危険度が高く
全身に防具を装着して
プレーを行うことが義務づけられています。
最近ではマウスピースも
義務づけられてきました。
レフェリーだって
凄いスピードで飛んでくるパックをよけたり
大変です。
<アイスホッケーで多いケガ>
腰痛
滑っているいないに関わらず
「氷の上で常にバランスを保つ」
という行為は
おしり・脚・背中・お腹の筋肉を
使い続けているようなもの。
また
アイスホッケーの基本姿勢は
肩・膝・つま先を一直線上にする。
上に書いた筋肉の働きが悪いと
腰に負担がきてしまいます。
それで痛みになるというわけです。
膝の靭帯損傷・断裂
上半身と下半身が
別の動きをすることで
フェイントになったり
ありえないポジションから
シュートが打てたりします。
この動きによって
腰のねじれ
膝関節のねじれ
足関節のねじれが生じ
運が悪いと
膝関節や足関節のケガが起こります。
特に
ゴールキーパーは
「バタフライ」という姿勢で
ゴールを守るため
膝内側の靭帯を痛めやすいです。
足関節捻挫
アイスホッケー靴は
硬い素材で、
足首が覆われているので
自分でねじってケガということは
ほぼありません。
しかし
人に上から乗られたり
人と人、人と壁に挟まれたりして
足首を強制的にねじられる
ということがあります。
手関節捻挫
スティックは自分の身長程の長さになるため
スティックを握ったまま
腕を逆方向に持っていかれたり
転倒して手首をついてしまったりで
手関節をねじったりします。
脳しんとう 骨折 打撲
コンタクトスポーツにはつきものの
脳しんとう、骨折、打撲。
アイスホッケーは唯一壁を使える競技
壁は6人目のプレーヤーと言われます。
しかし
上手く使わないと
壁にぶつかり
脳しんとうや骨折が起こります。
ほぼすべての部位が防具で
覆われていますが
硬いパックやスティックのグリップエンドが
間を縫って身体に当たってきます。
(悶絶…((+_+)))
打撲は非常に多いです。
アイスホッケーは
様々なケガがつきものですが
きちんとした治療・リハビリを行わないまま
だましだまし続けていたり
やめてしまうというケースが多いです。
(マイナースポーツなだけに…)
激しいイメージがありますが
高齢でも続けている方は
たくさんいます。
私が大学生のころは
60代、70代の方の
いぶし銀なプレーに
翻弄されたものです。
すぐ治療して
なが~いホッケー人生を
楽しんでください(^O^)/