正しい身体の使い方

二回で来なくなったので よく覚えてる。

産後の腰痛で困っているという 患者さん。

一回目で ある程度は取れたその痛みも

二回目には 「元に戻ってます。」 とのこと。

下図 Aように 赤ちゃん抱いてませんか?

とお尋ねすると

「お風呂に入れる時そうなります。」

中腰2

これでは 腰に負担がかかり

また腰痛になってしまう。

img406

↑ この 「顔を洗うとき」 のように

腰への負担の分担させ

(正確には、『股関節』への負担)

膝や足首にも 仕事をさせる。

さらに 「足を前後にスライドさせる」

のもよい。

産後だから

筋肉がないから

運動してないから

腰痛になるのではなく

身体の使い方が間違っていて

筋肉が凝って硬くなるから

腰痛になるんですよ。

こういう

壊さない身体の使い方を

学校などで

教えるべきなんだけどな

重い物を持たなくなった現代。

こういう知恵が

どんどん置き去りにされている。

身体を動かす時に

『力を入れること』

『力を伝えること』

は別物。

多くの素人さんは

『力を入れること』

で身体を動かそうとするから

身体を壊す。

ご年配の方もそう。

「気を付けー!!!」

「貴様ぶったんどる!!!」

と教育されたかは知らないが

グッと力を入れることだけを

教育された世代。

力を状況に応じて抜いて

上手に使うことを

教わってないんですよ。

「頑張る。」 ことは

「力を入れる」 ことと

イコールではないはず。

結果 その勝負に勝ったり

パフォーマンスが

出来ればいいんだから。

熟練してくると

少ない力で

『力を伝えること』

が出来るようになり

スイスイ身体が動く。

だから

ベテランは

動きがしなやかで

サラッとやってるでしょ。

 

 

 

ぜひ

正しい

身体の使い方

分かって欲しいです (^O^)/