私の膝痛治療報告

参考までに
私院長みやもとが
患者で
スタッフに
治療してもらった
記録です
8月13日
わずか20分程度ですが
治療前
2S8O1917
治療後
2S8O1918
この通り!山崎先生
ありがとう
(^O^)

当院は即効性が売りです。

うちのスタッフは
ホント優秀ですヨ。

他所の一般的な医療機関では
このような技術は
見られないでしょうね。

テキトーに
電気当てて
テキトーに
マッサージされて
湿布くらいで

このように
治療後の確認もせず
「お大事に~。」
でしょ。

それじゃあ
治んないですよ。

一般的に
膝に水が貯まると言う状態になると
整形外科では
注射器でそれを抜きます。

それでもまた貯まって
何度も抜く方がいらっしゃいます。

「それって、クセになってるんですか?」と
質問される方がいらっしゃいますが
私の答えは

「水が貯まったら
パンパンで曲げづらいので
確かに抜いてしまった方が
早く楽になります。

ですが
何度も水が貯まる方は
正常な膝の状態でないから
水が貯まるんです。

風邪ひいて
鼻水が出るからって
鼻かんだって
風邪治んないでしょ。

風邪を治せば
鼻水は止まる。

つまり
水を抜くのは
根本的な治療法ではないんです。

膝が正常な状態になれば
勝手に水は引いてきます。」

正常にすることとは何でしょう?

治療法は
患者さんによって
各々違います。

では
私の治療法はこうです。

私の膝は
衝突の衝撃で
バイクの内側に強打した
打撲です。

直後
かなりの痛みが有り
裂傷より
はるかにこちらが痛く
見る見る腫れて
水が貯まってきました。

これらには
アイシングをして
炎症症状を
抑える必要があります。

運び込まれた
医療機関では
膝の打撲に関して
全く治療してくれませんでしたが
我々のお得意分野でもありますので

もち
RICE  ライス
です。

RICEとは

Rest レスト 休息
Iceing アイシング 冷却
Compression コンプレッション 圧迫
Elevation エレベーション 挙上(心臓より)

の頭文字です。

急性の外傷
(捻挫・打撲・肉離れ等)
には
必須です。

こういうことは
ドクターは
知ってても
おそらく
点数にならないので
しないんでしょう。

スポーツ系の先生
トレーナーであれば
誰でも知ってる
当たり前のことです。

私の学生時代は
足関節の捻挫は
氷水を入れた
バケツに足を
突っ込んでました。

つまり
わたしは
毎晩
アイシングを両側
20分×2セット行い
その後
膝サポーターを履いて
圧迫し
脚の下に
布団を入れて
持ち上げて
就寝していました。

これで
炎症症状が収まり
腫脹が引いてきたところで
テーピングをします。

バンバンに腫れてる時に
巻くと圧迫して痛いですからね。

膝を曲げた状態で
パテラ周りを取り巻くように
キネシオテープを巻きます。

自分 2012.8.13 001

ついでに
ズイコウパッドも
これで押さえちゃいます。

膝を伸ばすと
テープはたわみ
シワが寄ります。

自分 2012.8.13 003

このテープは
膝を曲げた状態から
伸ばしやすくなるよう動作をサポートし

曲げた状態になって
テープにストレスがかかり
パテラ周りを
圧迫すると
水を排出する手助けをしてくれる。

巻いていると
歩きやすくなり
歩いているうちに
テープが
クイクイ水を
押し出してくれるというわけ。

もともと
人の身体には
治す力があるはず。

夏井先生の
湿潤療法も
その力を引き出す
治療法だと思う。

自分の膝も
出来る限り
そのように治療したいと
思ったのです。

8月15日

治療前
2S8O1923

治療後
2S8O1925

お尻とふくらはぎの隙間に
注目!

もーちょい。

治療前
2S8O1922

治療後
2S8O1928

短パンが
ふくらはぎと
触れている長さに注目!

9割方OK!

正座がきつい
(>_<)

もーちょいだね!
石渡先生ありがとう
(^O^)


いつも勉強させていただいている

「モガンバーズ応援団」
https://blog.livedoor.jp/p208bwk6/archives/51678245.html

最上町のスキーアスリート及び最上町健康クラブの活動日記
~スポーツ医科学が世に広まるようにと願いをこめて・・・~

山形県最上町健康クラブトレーニングジム
トレーナー 後藤一志先生を
2011年3月に訪ねて
治療していただきました。

2011.3.3 009

陸羽東線 最上駅

ブログから引用させていただきます。

PF障害

野球少年が「最近、ランニングすると膝が痛いんです」と、やって来た。

膝のどこ?と聞いて指差した部分をみると、脂肪体だった。

私が、指でほんのちょっと圧を加えただけで、
悲鳴をあげて跳びあがるほど痛がる。

機能的には、膝の屈曲伸展にともなう脂肪体の動きのリズム感がない感じ。

とりあえず、膝のトリートメント方法を3つ説明することにして、

それぞれ2分間づつセルフでやってもらった。

1.膝サラずらし

2.脂肪体圧迫マッサージ

3.脂肪体リリース

・・・6分後の結果は、

まず1のサラずらしが終わった時点で患部の痛みが100%消えた。

本人はさぞびっくりしただろう。

これで2の脂肪体圧迫が全力でできる。

で、3のリリースで脂肪体と半月板の動きのリズムが良くなり、

終わった後は、ランニング時の痛みがなくなっただけでなく、

とても走りやすくなっていることに気がつく。

ジムに来る前の痛みの自覚は、ランニングどころか、

歩行時だってなんだか違和感があるような感じだったのに、

3つのトリートメントをやった後は患側で片脚ジャンプだって痛みなくできる。

・・・ただし、これらはあくまで対処療法だということを忘れてはいけない。

PF障害を起こしてしまった根本の原因は、

フィジカルの問題とコーディネーション上のミスだ。

トレーニングをがんばらなくちゃね。

・・・PF障害を放置するとすこしづつ半月板が傷ついていく。

今日の彼のようにすぐに適切な対処ができれば良いが、

これが一般的な整形に行っていくら高性能のレントゲンで診たって、

たとえ、高いお金払ってMRIで検査したって、

わかるようなものじゃないから、結局シップをもらって終わりだ。

その選手の将来を考えると私的には背スジが寒くなる。

・・・痛みの状況から判断して、

これは脂肪体の動きが悪い?という見立てから、

じゃ~レントゲン以外にエコーでも診てみようという発想がもてれば最高だ。

そういう整形が増えれば、高齢者の人工関節置換術なんか、

いったいどんだけ減るかわからない。

スキー選手の前十字靭帯断裂のケガだって減ってくる。

 

 

 

膝蓋下脂肪体炎

膝の不調をかかえてジムにやってくる人の中で、

最も多いのはPF障害(膝蓋大腿関節障害)

その障害の中でも群をぬいて多いのが脂肪体の炎症。

これに対する日々の対応といったら猫の手も借りたいほど忙しい。


脂肪体炎に対する対処療法はウチのジムでは3つ。

①膝のサラずらし2分~3分

②脂肪体の圧迫マッサージ2分~3分

③脂肪体リリース10回

上記3つのケアと、あとは勿論根本の問題点の改善も行なうのだが、

毎年平均500人のPF障害のクライアントが来る。

①の「ずらし」は、

まず膝のサラを両手の指でつまむようにして四方八方へずらす。

1方向へずらしたら数秒キープしてを2分~3分繰り返す。

どんな人でも例外なく、ずらしているうちに、

サラの動きが柔らかくなっていくことを指の感触で体感できる。

軽症の人はこれだけで痛みがいつのまにか消えてしまうことがある。

②のマッサ-ジは、

できるだけ強く押しながらグリグリと脂肪体を揉む。

重度の人はちょっと押しただけで痛いので、

そういう場合は事前にアイシングしてマヒをあたえてからやることもある。

揉んでいるうちに脂肪体がググニャグニャに柔らかくなるのを
指で感じとれるだろう。

中程度の人はこの直後、いつもは痛くてできない動きが、

痛みなくできるようになっていることがある。

③のリリースは、

これはやり方がちょっとややこしい!

まず、床に両脚を伸ばして座り、

片側の、膝だけを曲げて(床から10センチぐらい膝ウラが床から浮く程度)

その時、膝は曲がってもカカトは床についている。

(カカトが滑るようにシューズをぬぎ、ソックスをはいてカカトを床につけておく)

床から10センチほど浮いた膝ウラを両手の親指以外の8本の指でささえる。

大腿部はできる限り力を入れないように、8本の指にのせておく。

で、残った指2本(両手の親指)を膝のサラの上部にあてておき、

親指でサラをつま先方向へギューーーと押してずらしれいく。

ずらしきったら10秒ほどキープ。

10数えたら両手をパッと膝から離して、

カカトを滑らせながら膝を伸ばして
ギュ~~~ッっと大腿部前面に数秒ほど力を入れる。

(膝をできるだけ伸展させるようにがんばる)

ここまでで1回と数え、左右の膝を10回づつ行なう。

ビッコ歩行の重度の膝痛の人でも場合によっては、

このリリース直後はスタスタ歩けるようになることがある。

・・・膝痛の人だけでなく、

これら3つのケアは健康づくりの一環としてとらえていただきたい。

運動やスポーツの前は、たいての人がアキレス腱のストレッチングを自然とやる光景をよくみるが、

それと同じ次元でサラと脂肪体のケアをやっていていただきたい。

2S8O1917

健康づくりの一環としてとらえていただければ最高だね。